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J-GLOBAL ID：201202202295991738   整理番号：12A0652974

難分解性の無機物とカーボンナノチューブのヒトの健康への有害性

Human health hazards of persistent inorganic and carbon nanoparticles

著者 (1件)： REIJNDERS L. (IBED, Univ. of Amsterdam, Sci. Park 904, P.O. Box 94248, 1090 GE, Amsterdam, NLD)
資料名： Journal of Materials Science  (Journal of Materials Science)
巻： 47  号： 13  ページ： 5061-5073  発行年： 2012年07月 
JST資料番号： B0722A  ISSN： 0022-2461  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 難分解性の無機物とカーボンナノ粒子は応用のため益々処理され,カーボンブラック等の通常材料にも存在する。更に,それらは摩耗,引き裂き等のプロセスにより非粒子材料からも発生する。難分解性の無機物とカーボンナノ粒子はヒトに有害である。比較的多くの研究では吸入されたナノ粒子の危険性を考えている。これらは,呼吸器疾患及び心臓血管系を含む他の臓器への悪影響を引き起こす可能性がある。吸入されたナノ粒子のリスク決定要因には数,サイズ,表面特性,形状,構造及び凝集体形成が含まれる。これらの決定要因は優先的に曝露評価指標を考慮すべきである。ナノ粒子吸入の危険性の根底にある主要な分子メカニズムは活性酸素種の生成であるが,タンパク質とDNAとの相互作用のような他のメカニズムも寄与している。健康有害性は難分解性無機物とカーボンナノ粒子の摂取,皮膚曝露及び眼の曝露にもリンクの可能性がある。難分解性の無機物と炭素の職場での曝露基準が現在浮上しており,有害性の除去には有害ナノ粒子の除去と置換,エンジニアリングコントロールによる選択肢がある。Copyright 2012 Springer Science+Business Media, LLC Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 分解反応 ,  無機質 ,  *カーボンナノチューブ ,  *健康被害 ,  *ナノ粒子 ,  摩耗 ,  *吸入 ,  呼吸器疾患 ,  心血管疾患 ,  曝露 ,  活性酸素
準シソーラス用語： 心臓血管系障害 ,  *難分解性 ,  *無機物

分類 (3件)： 産業衛生,産業災害  (GB05000S) ,  炭素とその化合物  (YB02060D) ,  無機工業薬品,無機材料一般  (YB02010A)

タイトルに関連する用語 (5件)： 難分解性 ,  無機物 ,  カーボンナノチューブ ,  ヒト ,  有害性