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J-GLOBAL ID：201202202436675789   整理番号：12A0733649

アルビノラットに埋込んだ歯科用複合材料の分子レベルの毒性学的評価

Molecular level toxicological evaluation of a dental composite implanted in albino rats

著者 (5件)： ARUN M. (Sree Chitra Tirunal Inst. for Medical Sci. and Technol., Kerala, IND) ,  SILJA P.K. (Sree Chitra Tirunal Inst. for Medical Sci. and Technol., Kerala, IND) ,  SHEEJA L.E. (Sree Chitra Tirunal Inst. for Medical Sci. and Technol., Kerala, IND) ,  GEETHA C.S. (Sree Chitra Tirunal Inst. for Medical Sci. and Technol., Kerala, IND) ,  MOHANAN P.V. (Sree Chitra Tirunal Inst. for Medical Sci. and Technol., Kerala, IND)
資料名： Toxicological and Environmental Chemistry  (Toxicological and Environmental Chemistry)
巻： 94  号： 3-4  ページ： 760-768  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： D0907A  ISSN： 0277-2248  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 歯科用複合樹脂(DC)は,素材の硬化段階での反応副産物,モノマー及びその他成分を口腔へ放出し,周辺組織,ひいては全身にも影響を及ぼす可能性があるので生物学的な試験が不可欠である。著者らの研究所の歯科用品研究室では,ビスフェノールA-グリシジルメタクリラート(BIS-GMA)基材の新しいDCを開発したので,これを試験した。樹脂成分はin vitro及びin vivoで反応性酸素種を生成する。そこで,歯科用材料をアルビノラットの殿筋の筋肉内に埋込み,開発したDC材料がin vivoで誘発する酸化ストレスを,1,4,8,26,及び52週間経過時に調べた。脂質過酸化,8-オキソ-デオキシグアノシン(8-OHdG)濃度,及びグルタチオン総含量のような酸化のバイオマーカを分析した。その結果,抗酸化防御システム及び組織のDNAにおける8-OHdC濃度には有意な変化は何も生じていなかった。また,血清の生化学分析の結果,ラットの生理状態が正常に機能していることを確認した。

シソーラス用語： *歯科用材料 ,  複合材料 ,  毒性 ,  *毒性試験 ,  ラット ,  *酸化ストレス ,  脂質過酸化 ,  バイオマーカー ,  脂肪族アミン ,  チオール ,  脂肪族カルボン酸 ,  トリペプチド ,  含硫アミノ酸 ,  フェノール類

分類 (3件)： 有機化合物の毒性  (GZ02030Y) ,  歯科材料  (GT06000B) ,  動物に対する影響  (EE05040R)

物質索引 (4件)： 8-OHdG ,  グリシジルメタクリラート ,  グルタチオン ,  ビスフェノールA

タイトルに関連する用語 (6件)： 埋込 ,  歯科 ,  複合材料 ,  分子 ,  毒性学 ,  評価