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J-GLOBAL ID:201202202512710823   整理番号:12A1774089

変異SOD1マウスにおいてIP3受容体2の神経での過剰発現は有害である

Neuronal overexpression of IP3 receptor 2 is detrimental in mutant SOD1 mice
著者 (21件):
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巻: 429  号: 3-4  ページ: 210-213  発行年: 2012年12月14日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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筋萎縮性側索硬化症(ALS)は深刻な神経変性疾患で,患者に進行性の麻痺を引き起こし,診断から3-5年で死亡する。病因はサイトゾルCa2+の過剰による細胞死をもたらす興奮毒性作用を含む多重要因からなる。本研究では,小胞体(ER)に由来するサイトゾルCa2+の増大がニューロンにとって有害であるのかどうかを判断するために,筆者らはER Ca2+遊離チャンネルであるイノシトール1,4,5-三リン酸受容体2(IP3R2)の神経細胞での発現を増大させた。Thy1,2-IP3R2構築物を用いたN2aにおけるIP3R2の過剰発現はブラジキニンによって誘導されるサイトゾルCa2+濃度を増大する。それに加えて,この構築物から作製されたマウスは脊髄と脳におけるIP3R2発現が高い。このIP3R2の過剰発現は症状の発現には影響しないが,病気の罹病期間を縮め,ALSマウスの寿命を大幅に短縮する。これらのデータは,IP3受容体によって放出されるER Ca2+はALSにおいて有害であること,そして運動ニューロンはCa2+代謝障害の影響を受けやすいことを示唆する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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細胞膜の受容体 

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