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J-GLOBAL ID：201202202626829731   整理番号：12A1396691

非対称的生物還元に向けたα,β-不飽和カルボン酸エステルの反応性を決定する基質駆動アプローチ

A Substrate-Driven Approach to Determine Reactivities of α,β-Unsaturated Carboxylic Esters Towards Asymmetric Bioreduction

著者 (8件)： TASNADI Gabor (Univ. Graz, Graz, AUT) ,  WINKLER Christoph K. (Univ. Graz, Graz, AUT) ,  CLAY Dorina (Univ. Graz, Graz, AUT) ,  SULTANA Nargis (Univ. Graz, Graz, AUT) ,  FABIAN Walter M. F. (Univ. Graz, Graz, AUT) ,  HALL Melanie (Univ. Graz, Graz, AUT) ,  DITRICH Klaus (BASF SE, Ludwigshafen, DEU) ,  FABER Kurt (Univ. Graz, Graz, AUT)
資料名： Chemistry - European Journal  (Chemistry - European Journal)
巻： 18  号： 33  ページ： 10362-10367  発行年： 2012年 
JST資料番号： W0744A  ISSN： 0947-6539  CODEN： CEUJED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エン-レダクターゼによるα,β-不飽和カルボン酸エステルの非対称的生物還元におけるC=C二重結合活性化の程度を調べた。反応性がそれ程でもない基質の酵素的還元に対する反応性を向上させるための指針を示した。α-ハロゲン化置換基は酵素反応に有利に働き,その一方でβ-アルキルまたはβ-アリール置換基は非ハロゲン化基質の反応に不利に働いた。α-シアノ基の効果は僅かだった。エステルのアルコール部分が反応速度に強い影響を及ぼすことがわかった。酵素活性は立体効果と電子効果の双方で決定されていた。「支持された基質活性化」概念を提示した。

シソーラス用語： *レダクターゼ ,  二重結合 ,  不飽和カルボン酸 ,  カルボン酸エステル ,  *置換基効果 ,  酵素反応 ,  酵素反応速度論 ,  電子効果 ,  立体効果 ,  基質
準シソーラス用語： 生物還元 ,  置換基

分類 (1件)： 酵素一般  (EB09010D)

タイトルに関連する用語 (4件)： 生物還元 ,  不飽和カルボン酸エステル ,  反応性 ,  基質