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J-GLOBAL ID：201202202649668557   整理番号：12A1729297

ALOS(だいち)合成開口レーダーを用いた崩壊地抽出手法と適用性

Applicability of methods for detecting landslides by using synthetic aperture radar of ALOS (Daichi)

著者 (9件)： 林真一郎 (国土技術政策総合研) ,  水野正樹 (国土技術政策総合研) ,  小山内信智 (国土技術政策総合研) ,  小山内信智 (土木研) ,  西真佐人 (国土技術政策総合研) ,  西真佐人 (国土交通省 関東地方整備局 利根川水系砂防事務所) ,  清水孝一 (土木研) ,  中川和男 (日本工営) ,  松本定一 (日本工営)
資料名： 砂防学会誌  (新砂防)
巻： 65  号： 4  ページ： 3-14  発行年： 2012年11月15日 
JST資料番号： G0196A  ISSN： 0286-8385  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,災害状況の把握を目的の一つとした日本の陸域観測衛星ALOS(だいち)が運用され,任意地点の観測が可能になった。特に合成開口レーダは土砂災害観測への応用が期待されている,本研究では,品質の一定した広域画像を効率的かつ迅速に観測可能である衛星リモートセンシング技術の特徴,観測時の天候に左右されず昼夜観測可能というALOSの合成開口レーダーの特徴を応用して,大規模土砂災害発生時の迅速な被害状況の把握,流域監視を目的とした土砂災害観測手法について,平成20年6月14日岩手・宮城内陸地震での土砂災害,平成21年7月21日の山口県防府市周辺のNDPI差分解析を用いた崩壊地抽出事例における適用検討成果を報告した。

シソーラス用語： 測地衛星 ,  *合成開口レーダ ,  斜面崩壊 ,  *土砂災害 ,  *リモートセンシング ,  *大地震 ,  山口県 ,  *豪雨
準シソーラス用語： だいち ,  *衛星リモートセンシング ,  岩手・宮城内陸地震 ,  防府市

分類 (2件)： 写真測量,空中写真  (RC02040D) ,  自然災害  (RA02030M)

引用文献 (11件)：

• 矢来博司. RADARSAT/SARデータ干渉処理による地殻変動検出の試み-2000年鳥取県西部地震の地殻変動-. 地震. 2002, 54, 4, 535-546
• 葛岡成樹. PSInSAR技術の非都市部地表面変動計測への適用. 日本リモートセンシング学会誌. 2004, 24, 2, 140-152
• 林真智. SARデータを利用した土砂災害の観測. 日本リモートセンシング学会学術講演会論文集, 2000. 2000
• MATSUOKA, M. Use of Satellite SAR Intensity Imagery for Detecting Building Areas Damaged due to Earthquakes. Earthquake Spectra. 2004, 20, 3, 975-994
• CAO, Yun-ganga. EXTRACTION OF INFORMATION ON GEOLOGY HAZARD FROM MULTIPOLARIZATION SAR IMAGES. 2008

タイトルに関連する用語 (6件)： ALOS ,  だいち ,  合成開口レーダー ,  崩壊地 ,  手法 ,  適用性