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J-GLOBAL ID：201202202676611672   整理番号：12A0771373

木材燃焼地域社会における毎時スケールでの粒子状物質源の同定

Identification of Particulate Matter Sources on an Hourly Time-Scale in a Wood Burning Community

著者 (7件)： ANCELET Travis (GNS Sci., Lower Hutt, NZL) ,  ANCELET Travis (Victoria Univ. Wellington, Wellington, NZL) ,  DAVY Perry K. (GNS Sci., Lower Hutt, NZL) ,  MITCHELL Tamsin (Greater Wellington Regional Council, Wellington, NZL) ,  TROMPETTER William J. (GNS Sci., Lower Hutt, NZL) ,  MARKWITZ Andreas (GNS Sci., Lower Hutt, NZL) ,  WEATHERBURN David C. (Victoria Univ. Wellington, Wellington, NZL)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 46  号： 9  ページ： 4767-4774  発行年： 2012年05月01日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ニュージーランドの田舎町における2か所で粒子状物質(PM)発生源を毎時スケールで研究した。ストリーカーサンプラーを使用して毎時に,粒度偏析したPM10~PM2.5およびPM2.5サンプルを採取して,イオンビーム分析法を使用して元素含有量を分析した。黒色炭素濃度は光反射を使用して求めて,PM10濃度は同時配置した連続PMモニターを使用して記録した。両場所におけるPM10濃度は日周パターンを示して,夜間(pm7~深夜)および朝(am7~9)に毎時PM10濃度は最大値を示した。モニタリング場所のひとつは連続して大きな平均PM10濃度を毎時示して,分析によって都市地域の滑降流が濃度増大に寄与していることを示した。毎時データのPositive matrix factorization法による発生源割り当てにより,各場所の4つの主要PM10発生源,バイオマス燃焼,自動車,海洋エアロゾル,および地殻鉱物を明らかにした。バイオマス燃焼は両場所で最も主要な発生源で,夜間および朝のPM10濃度ピークの両者に関与していた。元素スペシエーションを毎時の発生源割り当てPM10濃度と組み合わせた使用は報告が無く,大気質管理におけるPM発生源への特徴のある有益な情報を提供した。

シソーラス用語： *粒子 ,  粒状物汚染 ,  浮遊粒子状物質 ,  カーボンブラック ,  大気質試験 ,  *監視 ,  日変化 ,  夜 ,  朝 ,  解析 ,  発生 ,  比率 ,  *燃焼 ,  エアロゾル ,  地殻物質 ,  市街地 ,  気流 ,  局地風 ,  生物燃料 ,  バイオマス ,  PM10 ,  PM2.5 ,  自動車排出ガス
準シソーラス用語： 自動車排気ガス ,  *バイオマス燃焼 ,  滑降流 ,  発生源解析 ,  発生源寄与率 ,  木材燃焼 ,  *粒子状物質 ,  *連続モニタリング

分類 (2件)： 粒状物調査測定  (SB03060E) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： 木材燃焼 ,  地域社会 ,  スケール ,  粒子状物質 ,  同定