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J-GLOBAL ID：201202202779952486   整理番号：12A0438741

Comamonas testosteroniにおけるステロイド分解

Steroid degradation in Comamonas testosteroni

著者 (4件)： HORINOUCHI Masae (RIKEN Advanced Sci. Inst., 2-1 Hirosawa, Wako-shi, Saitama 351-0198, JPN) ,  HAYASHI Toshiaki (RIKEN Advanced Sci. Inst., 2-1 Hirosawa, Wako-shi, Saitama 351-0198, JPN) ,  KUDO Toshiaki (RIKEN Advanced Sci. Inst., 2-1 Hirosawa, Wako-shi, Saitama 351-0198, JPN) ,  KUDO Toshiaki (Fac. of Fisheries, Nagasaki Univ., 1-14 Bunkyo-machi, Nagasaki-shi, Nagasaki 852-8521, JPN)
資料名： Journal of Steroid Biochemistry & Molecular Biology  (Journal of Steroid Biochemistry & Molecular Biology)
巻： 129  号： 1-2  ページ： 4-14  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： C0595A  ISSN： 0960-0760  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ステロイド薬剤合成のための材料を得ることを目的として,Comamonas testosteroniとNocardia restrictusによるステロイド分解を調べた。C.testosteroniは側鎖を分解し,いくつかのステロイドをアンドロスタ-1,4-ジエン3,17-ジオンあるいは誘導体に変換した。続く9α水酸化はB環の開裂を伴いA環の芳香化をもたらし,芳香化したA環はC-4位が水酸化され,メタ開裂によりΔ4位で開裂し,2-ヒドロキシヘキサ-2,4-ジエノイン酸(A環)と9,17-ジオキソ-1,2,3,4,10,19-ヘキサノルアンドロスタン-5酸(B,C,D環)に加水分解された。A環の芳香化と分解に関与する遺伝子は遺伝子クラスタを形成し,9,17-ジオキソ-1,2,3,4,10,19-ヘキサノルアンドロスタン-5酸のβ酸化に関与する遺伝子も又10遺伝子以上の大きなクラスタを形成していた。これら2つの主ステロイド分解遺伝子クラスタ間のDNA領域は3α-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ遺伝子,Δ5,3-ケトステロイドイソメラーゼ遺伝子,コール酸のC-12位におけるα配向水酸基をβ配向水酸基へ反転させるための遺伝子,およびコール酸のC-17位の側鎖の分解に関与すると思われる遺伝子を含み,100kb以上のC.testosteroniのステロイド分解遺伝子ホットスポットである。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： ノルステロイド ,  細菌 ,  Nocardia ,  ステロイドイソメラーゼ ,  *微生物分解 ,  微生物学的反応 ,  クラスタ ,  *ステロイド
準シソーラス用語： Comamonas testosteroni ,  ノルアンドロスタン類 ,  遺伝子クラスタ ,  微生物変換

分類 (3件)： 酵素生理  (EG03052C) ,  微生物,組織・細胞培養による物質生産一般  (FK03010P) ,  遺伝子の構造と化学  (EC02020U)

物質索引 (4件)： (2Z,4Z)-2-ヒドロキシ-2,4-ヘキサジエン酸 ,  3-[(4S,3aα)-1,5-ジオキソ-7aβ-メチルヒドリンダン-4α-イル]プロピオン酸 ,  アンドロスタ-3,17-ジオン ,  アンドロスタ-5-エン-3,17-ジオン

タイトルに関連する用語 (3件)： Comamonas ,  ステロイド ,  分解