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J-GLOBAL ID:201202202814825395   整理番号:12A1032474

食事性n-3多価不飽和脂肪酸欠乏の15週摂取はラット脳リン脂質におけるn-6ドコサペンタエン酸のターンオーバーを増加させる

Fifteen weeks of dietary n-3 polyunsaturated fatty acid deprivation increase turnover of n-6 docosapentaenoic acid in rat-brain phospholipids
著者 (6件):
資料名:
巻: 1821  号:ページ: 1235-1243  発行年: 2012年09月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ドコサペンタエン酸(DPAn-6,22:5n-6)は,げっ歯類において行動機能障害に繋がる食事性n-3PUFA欠乏によって脳濃度が増加するn-6多価不飽和脂肪酸(PUFA)である。in vivoにおける静脈内注入法を用いて,脳内DPAn-6ターンオーバーと代謝も欠乏で変化するかどうかを観察した。4.6%α-リノレン酸(α-LNA,18:3n-3)あるいは欠乏食(0.2%α-LNA),ドコサヘキサエン酸(22:6n-3)とアラキドン酸(AA,20:4n-6)欠乏のn-3PUFAを欠乏させた餌を15週間与えた雄ラットを対象にした。無麻酔のラットに[1-14C]DPAn-6を5分間静脈内に注射した後,脳を高エネルギーマイクロ波処理し,分析した。十分な餌に比べてn-3PUFA欠乏はDPAn-6を増加させ,血漿及び脳内のDHA濃度を減少させた。一方脳内AA濃度変化は少なかった。血漿から脳への非エステル化DPAn-6の取り込み率は5.2~7.7に増加し,ターンオーバー速度は2.1~4.7倍に増加した。以上の結果から,げっ歯類における食事性n-3PUFA欠乏に関して報告された脳内DHA濃度の減少に伴って増加した代謝及びDPAn-6及びその代謝物の脳内濃度は,行動と機能異常に繋がることを示唆した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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