抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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米国では,1869年に大陸横断鉄道が完成し,東西の交通は飛躍的に発達した。完成2年後の明治4年(1871年)12月22日には,日本人の集団岩倉使節団がサンフランシスコより大陸横断鉄道に乗り込み,シエラネバダ,ロッキーの両山脈を越える汽車旅行を体験した。一行は途中雪に閉じ込められ列車不通となり,20日間,ソルトレーク・シティに滞在,翌年1月14日,再びロッキー越えに挑戦し,東に向かった。ここで,当時開発された各種の除雪車の紹介をした。大陸横断鉄道の全行程を旅行するには,当時,急行列車で4~5日,貨客混合列車で6~7日の日数を要した。さらに,運行状況,運賃,車内設備などについても紹介した。(続く)