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J-GLOBAL ID:201202202919740883   整理番号:12A0334573

二重の位置特異性を持つトウモロコシリポキシゲナーゼ-1の導入遺伝子発現は防御システムにおけるイネの防御関連シグナリング分子および抗酸化酵素系の活性に関与する

Transgenic expression of dual positional maize lipoxygenase-1 leads to the regulation of defense-related signaling molecules and activation of the antioxidative enzyme system in rice
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資料名:
巻: 185-186  ページ: 238-245  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: C0945B  ISSN: 0168-9452  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アイルランド (IRL)  言語: 英語 (EN)
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防御システムに対する二重の位置特異性を持つトウモロコシリポキシゲナーゼ-1の導入遺伝子発現についてイネを用いて検討した。Hydroperoxidelyaseおよび抗酸化性酵素(スーパーオキシドジスムターゼ,カタラーゼ,ペルオキシダーゼ)の活性は増加し,マロンジアルデヒドを含むアルデヒドは高レベルであった。ジャスモン酸のレベルはやや増加し,サリチル酸のレベルは減少した。損傷応答の動的な分析の結果,ジャスモン酸とサリチル酸のレベルはヌルトランスジェニックイネで逆相関を示し,ジャスモン酸とサリチル酸の間で,拮抗的な相互関係があるものと考えられた。マイクロアレイ分析の結果,いくつかの抗酸化性酵素をコード化している防御関連の遺伝子,および,病原体関連のタンパク質は上方制御され,イネイモチ病菌に対する抵抗性がトランスジェニックイネで増強されることが分かった。細胞質で発現するトウモロコシリポキシゲナーゼ-1はトランスジェニックイネで,抗酸化性酵素を含む防御システムの制御において重要な役割を果しており,これらの効果はトウモロコシリポキシゲナーゼ-1の酵素主導型の触媒過酸化メカニズムにより発生した反応酸素種によって制御されるものと考えられた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
稲作  ,  酵素生理  ,  遺伝子発現 

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