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J-GLOBAL ID：201202202954849324   整理番号：12A0962113

信号通信技術 最近の信号通信分野の研究開発

Recent Research and Development of Railway Signalling and Telecommunications Technologies

著者 (1件)： 関清隆 (鉄道総合技術研)
資料名： 鉄道総研報告  (鉄道総合技術論文誌)
巻： 26  号： 7  ページ： 1-4  発行年： 2012年07月01日 
JST資料番号： X0700A  ISSN： 0914-2290  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 鉄道総研では,信号通信技術として,新しい列車制御システムの開発,個々の信号機器の開発や課題の解決のための改良,評価技術の研究,新しい通信技術や画像処理などの汎用技術の鉄道分野への適用などを軸にとして研究開発を実施している。最近は,特にシミュレーションによる現象の解明,評価などができる環境の構築に力を入れている。最近の研究開発の取り組み事例を紹介した。1)列車制御システムの開発:汎用無線技術を利用した閑散線区用拠点無線式列車制御システム,危険な状態を列車自体で検知する知能列車による安全性・信頼性向上,地上の連動装置と軌道回路を省略した列車制御システム,2)信号機器の課題解決:実測試験によらず機械性能解析モデルによる転換鎖錠装置の設計支援,連動図表自動作成システムをベースとした連動結線図自動作成システム,新型車両開発を容易化する耐ノイズ性の高い軌道回路,3)評価技術:電気鉄道用電波雑音解析モデルに基づくシミュレーションによる電波雑音評価手法,列車通過時の地上デジタル放送受信品質予測・評価プログラム,4)通信技術の鉄道への適用:障害時や異常時も含めた通信ネットワークの性能評価・品質評価,5)汎用技術の適用:画像処理技術,GPS関連技術など,汎用技術を鉄道に適用するための研究開発。

シソーラス用語： *鉄道信号装置 ,  鉄道保安装置 ,  *鉄道通信 ,  列車制御 ,  技術 ,  画像処理 ,  *研究所 ,  電磁干渉 ,  通信方式 ,  電磁両立性 ,  GPS
準シソーラス用語： GPS【位置決め】 ,  評価技術 ,  EMC【電磁干渉】 ,  通信システム

分類 (1件)： 信号,保安  (TC01040Y)

引用文献 (13件)：

• 1)平栗滋人,福田光芳,藤田浩由,小野雄人:閑散線区に適した拠点無線式列車制御システム,鉄道総研報告,Vol.25,No.5,pp.5-10,2011
• 2)鈴木康文,渡辺郁夫,石塚弘道,杉山友康,舘山勝:鉄道システムの安全性・信頼陸向上,RRR,Vol.68,No.1,pp.1417,2011
• 3)佐々木達也:地上連動装置と軌道回路を省略した列車制御手法,鉄道総研月例発表会講演要旨,2012.3
• 4)潮見俊輔,五十嵐義信:マルチボディダイナミクスを用いた新幹線用転換鎖錠装置の転換負荷力解析,TRANS-LOG2010,2009
• 5)関根俊:連動図表から結線図を自動生成するシステムの開発,鉄道総研報告,Vol.25,No,5,pp.29-34,2011

タイトルに関連する用語 (3件)： 信号通信 ,  研究 ,  開発