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J-GLOBAL ID:201202202997568388   整理番号:12A0363866

PTFEとの共ミリングによるTiO2ナノ粒子中へ酸素空孔とフッ素の導入

Introduction of oxygen vacancies and fluorine into TiO2 nanoparticles by co-milling with PTFE
著者 (7件):
資料名:
巻: 187  ページ: 51-57  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: H0505A  ISSN: 0022-4596  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)粉末との共ミリングによるn-TiO2ナノ粒子中への酸素空孔の導入とフッ素移動の固相プロセスを,紫外,可視,近-及び中赤外領域における拡散反射スペクトル(DRS),熱分析(TG-DTA),エネルギー分散X線スペクトル(EDAX),X線光電子スペクトル(XPS),高分解能透過電子顕微鏡(HRTEM)及びX線回折(XRD)により調査した。I8800cm-1(1140nm)付近の広幅吸収ピークは,酸素空孔とチタンイオンのd-d転移にトラップされた電子による電子状態の変化に起因する。n-TiO2中へのフッ素の取り込みは,表面域近傍に集中し,3時間の共ミリングの後でPTFE中の全フッ素の約40%の量を,XPSスペクトルにより確認した。EDAXにより測定した全原子比F/Tiは,0.294であった。これら分析結果の結合によってPTFEtとn-TiO2界面での固相プロセスの機構を提案した。全プロセスはPTFEの部分的な酸化分解によって引き起こされる。これは,n-TiO2格子からの酸素原子の抽出を伴う。酸素原子の損失は,表面域近傍に位置するチタニアTiO6-nVonの局部的に歪んだ配位単位の分散状態の形成をもたらす。これは,FとOの間の引き続いての部分配位子交換をもたらし,n-TiO2粒子の局所的非結晶状態が支配的である表面域近傍のフッ素を優先的に取り込む。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造  ,  塩基,金属酸化物 
タイトルに関連する用語 (5件):
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