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J-GLOBAL ID:201202203043598720   整理番号:12A0230220

糖化最終産物に対する受容体(RAGE)発現標的化はアポトーシスを誘導し,前立腺腫瘍増殖を阻害する

Targeting receptor for advanced glycation end products (RAGE) expression induces apoptosis and inhibits prostate tumor growth
著者 (7件):
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巻: 417  号:ページ: 1133-1138  発行年: 2012年01月27日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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糖化最終産物に対する受容体(RAGE)発現は,前立腺癌の進行で重要な役割をする。しかしながら,前立腺癌での標的RAGE発現の治療の可能性は,未だ,明らかにされていない。このため,この研究では,in vitroとin vivoの両方で,RNAi法によるRAGE発現サイレンシングの影響を検討した。この研究結果は,RNAiによるRAGE発現のダウンレギュレーションが,アンドロゲン依存(LNCaP)とアンドロゲン独立(DU-145)前立腺癌細胞の細胞増殖を阻害することを示した。更に,RAGE発現標的化は,カスパーゼ-8とカスパーゼ-3死シグナリングの活性化により,これら前立腺癌細胞のアポトーシス除去を生じた。注目すべきは,前立腺特異抗原(PSA)量も,RAGE RNAi構築物をトランスフェクトしたLNCaP細胞で低下した。重要なことに,RAGE RNAi構築物は,前立腺癌を有するヌードマウスに投与すると,RAGEとその生理的リガンド,HMGB1の発現標的化および死受容体DR4とDR5発現のアップレギュレーションにより腫瘍増殖を阻害した。これらを合わせ,この研究結果は,RNAiによるRAGE標的化は,前立腺癌治療に対する選択的な治療戦略になることを初めて示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  泌尿生殖器の腫よう 

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