抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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垂直ボールミル構成開発の歴史について述べた。粉砕台板とシャフトつきボール部間の物質粉砕は,人間の旧来粉砕法の一つであり,垂直ボールミルの基本技術は旧世界から今日まで続いている。石台上の重量回転石板型粉砕装置(イラク)から現在の欧州基準垂直粉砕機にいたる発展経緯,環状ローラ粉砕機(USA),(内部)相互傾斜粉砕ボール型垂直配置粉砕環状粉砕機(ドイツ)ほか,Raymond社,Loesche社,Maxa Bertsa社,MPS社,Duoroll Mill社,Atox社,Onoda KK,Kawasaki KK,IHI社,Krupp Polysius AG社などの各ボールミルの形式と原理を模式的に説明した。現代世界的な主導的企業である機械製作会社が製造する垂直型粉砕装置の原理と作業(最新式粉砕装置の早期原理から組立にいたる)について解説した。日本製の垂直ボールミル型はいずれも欧州継承性が認められる。Onoda KK製装置のライセンスはFLSmidth社(オランダ)が所有し,今日までセメント粉砕設備として設置されている。