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J-GLOBAL ID：201202203069377870   整理番号：12A1464455

将来航空交通システムの実現に向けた研究開発 第5回 軌道ベース運用の実現に向けた技術動向

著者 (1件)： 福田豊 (電子航法研)
資料名： 日本航空宇宙学会誌
巻： 60  号： 10  ページ： 371-376  発行年： 2012年10月05日 
JST資料番号： F0230A  ISSN： 0021-4663  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 軌道ベース運用(TBO)は航空機の4次元軌道(三次元位置と時間)を計画し,それに基づいて航空管制を行う将来の航空交通システムの運用概念である。航空機の最適な軌道を実現するため,運行前から関係者間で飛行計画を調整し,飛行中は軌道を航空機と管制機関間で共有し,気象の変化などに対応して修正される方式である。TBO実現のための主要な技術要素としての時間管理,性能準拠型航法(広域航法),データ通信,情報処理システム,機上間隔維持視線システムについて,現状,導入計画,ICAO国際基準の策定について述べた。

シソーラス用語： *航空交通管制 ,  *四次元 ,  管理 ,  航法 ,  データ通信 ,  情報システム ,  *航空輸送 ,  飛行管理システム ,  天気予報 ,  国際民間航空機関
準シソーラス用語： ICAO ,  気象予報 ,  広域航法 ,  時間管理 ,  情報処理システム

分類 (1件)： 航空交通管制・航法施設  (TE01030T)

引用文献 (22件)：

• ICAO. Global Air Traffic Management Operational Concept. 2005
• 国土交通省. 将来の航空交通システムに関する長期ビジョン-戦略的な航空交通システムへの変革-将来の航空交通システムに関する研究会. 2010
• 国土交通省. 将来の航空交通システムの実現に向けたロードマップ2012(案), 将来の航空交通システムに関する推進協議会. http://www.mlit.go.jp/koku/koku_fr13_000024.html. 2012
• 小杉正一. CARATSロードマップ. 第49回飛行機シンポジウム, 2011. 2011, 633-637
• JPDO. Concept of operations for the Next Generation Air Transportation System. 2010

タイトルに関連する用語 (4件)： 研究 ,  開発 ,  軌道ベース運用 ,  技術動向