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J-GLOBAL ID:201202203088438880   整理番号:11A1735034

PC12細胞のLDH漏洩と細胞骨格に及ぼす頸部リンパ管閉塞による実験的クモ膜下出血からの脳脊髄液の影響

Effects of cerebrospinal fluid from experimental subarachnoid hemorrhage of cervical lymphatic blockage on LDH leakage and cystoskeleton of PC12 cells
著者 (8件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 772-775  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2291A  ISSN: 1001-1978  CODEN: ZYTOE8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】くも膜下出血(SAH)を誘発する神経損傷発生における脳リンパ液のドレナージ経路の役割を決定する。【方法】成体ニュージーランドウサギでのSAHと脳リンパ閉塞(CLB)モデルを,使用した。脳脊髄液(CSF)を,モデリングの5日後に実験動物から得て,培養PC12細胞に加えた。PC12細胞を,ランダムに,ブランク対照群,正常対照群(正常CSFを有する),CSFを有するSAH群およびCSFを有するSAH+CLB群に分けた。30分,1時間,2時間と4時間後に,培地へのPC12細胞のLDH漏洩を,クロマトメトリーにより検出した。PC12細胞の細胞骨格を,蛍光免疫染色後,レーザー共焦点顕微鏡で観察した。【結果】正常対照群と比較して,LDH漏洩の増加が,CSFを有するSAH群およびCSFを有するSAH+CLB群において見出された。増加は,CSFを有するSAH+CLB群でのほうが,CSFを有するSAH群より,明らかであった。細胞骨格は,正常対照群(正常CSFを有する)では,変化はなかった。CSFを有するSAH群およびCSFを有するSAH+CLB群において,細胞骨格染色は,細胞質で弱くなった。軸索とデンドロンの短縮が,上記の群で見つかった。見かけ上の核アポトーシスも,観察できた。CSFを有するSAH+CLB群でのほうが,上記の変化は,CSFを有するSAH群より,重篤であった。【結語】結果より,脳リンパ液のドレナージ経路の閉塞により,SAHよりのCSFでPC12細胞の損傷を悪化させ,同時に,その経路の改善により,SAHを誘発する脳虚血性損傷を,軽減できることを,示唆できた。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
分類
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細胞生理一般 

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