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J-GLOBAL ID：201202203112475066   整理番号：12A1286902

水酸化カルシウム-モノエタノールアミン-二酸化炭素系反応による二酸化炭素の固定

Fixation of Carbon Dioxide in Calcium Hydroxide-Monoethanolamine-Carbon Dioxide System Reaction

著者 (4件)： 小嶋芳行 (日本大 理工) ,  吉武究 (日本大 理工) ,  梅垣哲士 (日本大 理工) ,  西宮伸幸 (日本大 理工)
資料名： Journal of the Society of Inorganic Materials, Japan  (Journal of the Society of Inorganic Materials, Japan)
巻： 19  号： 360  ページ： 288-292  発行年： 2012年09月01日 
JST資料番号： F0275A  ISSN： 1345-3769  CODEN： JSIJFR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 最近,二酸化炭素(CO₂)排出量削減の観点から二酸化炭素回収貯留(CCS)が注目されている。CO₂の回収技術の研究では,モノエタノールアミン(MEA)水溶液などに吸収する化学吸収法が最も進んでいる。本研究では,固定源として水酸化カルシウム(Ca(OH)₂)に注目し,Ca(OH)₂-MEA-CO₂系反応によるCO₂の固定化を目的とした。このときの合成条件およびMEA水溶液の再利用について検討した。CO₂を吸収したMEA水溶液とCa(OH)₂の反応により,炭酸カルシウムの合成が可能であった。繰返し試験の結果,MEA水溶液はCO₂の回収液に再利用できることが分かった。

シソーラス用語： 貯留 ,  二酸化炭素 ,  *二酸化炭素固定化 ,  環境保全 ,  減少 ,  *化学吸収 ,  水酸化カルシウム ,  炭酸カルシウム ,  再利用 ,  繰返し試験 ,  方解石 ,  炭酸塩鉱物 ,  モル比 ,  反応生成物 ,  相組成 ,  結晶構造 ,  回収率 ,  吹込 ,  X線回折 ,  走査電子顕微鏡 ,  pH依存性 ,  反応速度 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族アルコール ,  アミノアルコール ,  第一アミン ,  二酸化炭素回収貯留
準シソーラス用語： 二酸化炭素排出量削減 ,  カルサイト ,  バテライト

分類 (1件)： 排ガス処理法  (SC04020W)

物質索引 (1件)： モノエタノールアミン

タイトルに関連する用語 (3件)： 水酸化カルシウム ,  モノエタノールアミン ,  二酸化炭素