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J-GLOBAL ID:201202203215988584   整理番号:12A0380217

家庭でのハードワーク:主婦の筋骨格痛

Hard work at home: musculoskeletal pain among female homemakers
著者 (3件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 201-211  発行年: 2012年02月 
JST資料番号: B0488A  ISSN: 0014-0139  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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筋骨格系(MS)問題は,勤労者にとって最も一般的な健康問題の1つである。力仕事,ぎこちない姿勢,曲げ,捻転あるいは背弯,長時間の座位あるいは立位及び反復動作は上肢,背部及び下肢傷害の発生につながる可能性がある。多くの職業環境において,女性は男性に比べて多くのMS症状が生じるリスクが高い。家事労働は伝統的に女性による労働であり,かなりの肉体的,情緒的,知的労働を要する所定の強制的な家庭維持管理の仕事と家族のケアを含む。本稿では,主婦の間での家事と筋骨格疾患の関係を調査した。レバノンのベイルート郊外の低所得者地域であるナバアの435名の女性に対して横断調査を行った。予備的調査結果では,女性は,有給無給ともに大量の仕事量を受け持ち,男性よりはるかに多くの割合の家事労働を引き受けている。また,ナバアの主婦は長時間の家事労働をするよう社会的圧力を受けており,家族,隣人,知人から家庭維持能力を評価されていると感じているが,家事に誇りを持ち快適さと満足を感じている。調査の結果,女性の77%がこの12か月の間に筋骨格痛を持ったと報告した。心理社会的及び身体的要素はともに筋骨格疾患との有意な関係を示していた。社会心理的要素には,家事労働と子供の数と関連するストレス感情と自己評価した健康状態が含まれていた。身体的要素は,家事労働の終わりに感じる疲労感,長時間の労働及びぎこちない姿勢での作業や手作業の頻繁な繰り返しであった。人間工学的ストレス要因は,背部,上肢及び下肢の痛みとも関連していた。本研究は,女性の筋骨格健康に関する文献に,中東の事情に関する視点を追加するものである。
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分類 (3件):
分類
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産業衛生,産業災害  ,  筋肉・運動系一般  ,  応用心理学 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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