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J-GLOBAL ID：201202203281621128   整理番号：12A0626808

強磁場X線回折実験によるMn_1.8Co_0.2Sbの磁場中結晶評価

X-ray Diffraction Study on Crystal Structure of Mn_1.8Co_0.2Sb under High Magnetic Fields

著者 (7件)： 折橋広樹 (鹿児島大学大学院理工学研究科) ,  満永大輔 (鹿児島大学大学院理工学研究科) ,  廣井政彦 (鹿児島大学大学院理工学研究科) ,  三井好古 (東北大学金属材料研究所附属強磁場超伝導材料研究センター) ,  高橋弘紀 (東北大学金属材料研究所附属強磁場超伝導材料研究センター) ,  渡辺和雄 (東北大学金属材料研究所附属強磁場超伝導材料研究センター) ,  小山佳一 (鹿児島大学大学院理工学研究科)
資料名： 日本金属学会誌  (Journal of the Japan Institute of Metals and Materials)
巻： 76  号： 4  ページ： 246-250 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： G0023A  ISSN： 0021-4876  CODEN： NIKGAV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,Mn_2-xCo_xSbなどの磁性体ついて,反強磁性(AFM)-フェリ磁性(FRI)のような磁気一次相転移のダイナミックスが磁場により抑制されることが見いだされ,カイネティックアレスト効果(KA効果)として報告された。本研究では,磁化測定と磁場中電気抵抗測定,強磁場X線回折測定によって磁場中におけるMn_2-xCo_xSb(x=0.2)の磁気一次相転移に伴う結晶構造の変化を詳細に調べ,磁場によるKA効果が結晶構造に与える影響について検討した。5Tの磁場中冷却過程において,10KでFRI相(高温相)とAFM相(低温相)の二相共存状態が確認された。50K~80Kの範囲で,磁化の減少および電気抵抗率の増加が確認された。

シソーラス用語： *磁性体 ,  マンガン合金 ,  コバルト含有合金 ,  アンチモン含有合金 ,  *微細構造 ,  結晶構造 ,  *磁場効果 ,  強磁場 ,  X線回折 ,  計測 ,  磁化特性測定 ,  磁気転移 ,  反強磁性 ,  フェリ磁性 ,  作用 ,  抑制 ,  相転移 ,  冷却 ,  転移温度 ,  磁化率 ,  電気抵抗率 ,  磁気的性質 ,  温度依存性 ,  体積率 ,  電気抵抗測定 ,  磁場中冷却法
準シソーラス用語： 微細組織 ,  磁化測定 ,  抑制効果 ,  磁場中冷却

分類 (1件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N)

引用文献 (17件)：

• BECKMAN, O. Handbook of Magnetic Materials. 1991, 6, 181-287
• WILKINSON, M. K. J. Phys. Chem. Solids. 1957, 2, 289-300
• KANOMATA, T. J. Appl. Phys. 1984, 55, 2039-2041
• BARTASHEVICH, M. I. Phys. B. 2002, 318, 198-210
• ZHANG, Y. Q. Phys. Rev. B. 2003, 67, 132405

タイトルに関連する用語 (5件)： 強磁場 ,  X線回折 ,  実験 ,  磁場 ,  結晶評価