文献

J-GLOBAL ID：201202203325682731   整理番号：12A0478238

森林プロジェクトのためのカーボンオフセット標準の比較分析

A Comparative Analysis of Carbon Offset Standards for Forest Projects

著者 (3件)： KANG Hag Mo (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  CHOI Soo Im (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  SATO Noriko (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN)
資料名： Journal of the Faculty of Agriculture, Kyushu University  (Journal of the Faculty of Agriculture, Kyushu University)
巻： 57  号： 1  ページ： 299-308  発行年： 2012年02月29日 
JST資料番号： S0238B  ISSN： 0023-6152  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 韓国政府は国内の温室効果ガス削減の目標を2020年時点でBAUの30%と確定し,排出取引のスキームを導入して温室効果ガス削減コストを効果的に低減する計画である。国際的には様々な排出取引スキームの実行が始まっている。林業セクターは法規制された排出取引スキームに参加することはできず,特にEU-ETS,それは非永続性と漏洩が理由であるが,カーボンオフセットプロジェクトへの参加を通じて主な自主的排出取引市場における温室効果ガス削減目標を達成することに寄与している。自主的取引スキームにおいて,森林吸収源プロジェクトの最大の弱点である非永続性の問題は森林再生,バッファーとクレジットの配分,森林保全誓約などの様々な方法によって解決されている。またプロジェクトは,造林や森林再生に加えて,森林管理やREDDなどの様々な分野をカバーしている。将来に韓国がキャップと排出取引スキームを導入したときには,林業セクターはカーボンオフセットプロジェクトへ参加して森林の温室効果ガス吸収機能を明らかにし,持続可能な森林管理の達成に寄与しなければならない。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 大韓民国 ,  *物質収支 ,  温室効果ガス ,  林業 ,  再生 ,  造林 ,  対策 ,  取引 ,  経営管理 ,  *政策
準シソーラス用語： *カーボン・オフセット ,  持続可能な森林管理 ,  森林管理 ,  森林吸収源対策 ,  森林再生 ,  *森林政策 ,  排出権取引

分類 (2件)： 環境問題  (SA01020V) ,  林業政策  (FF01020X)

引用文献 (16件)：

• Certification Center on Climate Change, Japan. 2010 Online (http.//www.4cj.org/)
• Climate Change Response Team under Office of the Prime Minister. 2008 Climate Change Response Plan
• Ecosystem Marketplace. 2010 State of the Forest Carbon Markets 2009
• Ecosystem Marketplace and New Carbon Finance. 2009 State of the Voluntary Carbon Markets 2009
• European Parliament and the Council of EU. 2004 "Directive 2004/101/EC of European Parliament and of the Council of October 2004 amending Directive 2003/87/EC establish-ing a scheme for greenhouse gas emission allowance trad-ing within the Community, in respect of the Kyoto Protocol's project mechanisms"

タイトルに関連する用語 (5件)： 森林 ,  プロジェクト ,  カーボンオフセット ,  標準 ,  比較分析