抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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富士通セミコンダクターは,携帯機器向けマルチメディア放送の規格であるISDB-Tmm(Integrated Services Digital Broadcasting for Terrestrial Multi-Media Broadcasting)に準拠した,モバキャス対応のチューナモジュールを開発した。本チューナモジュールは富士通研究所と共同で開発した独自のアルゴリズムを採用することで,大幅な受信感度の向上とともに,SFN(Single-Frequency Network)環境での受信性能の改善を実現することで,受信エリア拡大に貢献している。本チューナモジュールは端末開発ユーザの設計用途に合わせて2タイプ用意している。アンテナに直結するだけで容易に機能・性能の実現が可能なMB86A35Vと,端末開発ユーザが妨害特性を考慮してフィルタを外部で追加できるMB86A35Cである。本稿では,モバキャス対応チューナモジュールの開発における課題と改善策,および製品仕様とラインナップについて述べる。(著者抄録)