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J-GLOBAL ID:201202203331982151   整理番号:12A0216222

ラット海馬スライスでのイソフルランによるシナプスの長期増強の抑制においてalpha_4beta_2ニューロンニコチンアセチルコリン受容体が果たす役割

Role of alpha_4 beta_2 neuronal nicotinic acetylcholine receptor in inlubition of synaptic long-term potentiation by isoflurane in rat luppocampal slices
著者 (6件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 939-942  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2329A  ISSN: 0254-1416  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】CA(ラット海馬スライス領域)でのイソフルランによるシナプスの長期増強(LTP)の抑制においてalpha_4beta_2ニューロンニコチンアセチルコリン受容体が果たす役割を評価する。【方法】月齢2カ月,体重200~250gの雄の成体SDラットをエーテルで麻酔し,断首した脳から海馬スライス(厚さ400μm)を準備した。スライスは,使用前に少なくとも2時間室温に置き人工脳脊髄液(aCSF)で培養した。70枚のスライスを以下の10群(各々n=7)にランダムに分けた。すなわち,I群はスライスをaCSFで灌流するLTP群,II群,III群,IV群はスライスをそれぞれイソフルラン0.125,0.25,0.5mmol/Lを含んだaCSFで灌流する(I_(1-3)群),V群とVI群はスライスをそれぞれエピバチジン0.1,1.0μmol/Lを含んだaCSFで灌流する(E_(1-2)群),VII群はエピバチジン0.1μmol/L+イソフルラン0.25mmol/L(E_1+I_2群),VIII群はエピバチジン1.0μmol/L+イソフルラン0.25mmol/L(E_2+I_2群),IX群はDHβE0.1μmol/L(D群),X群はDHβE0.1μmol/L+イソフルラン0.125mmol/L(D+I_1群)。HFAの5,10,15,20,25,30,40,50,60分後に各群でPS振幅の変異を解析した。【結果】HFA後,LTP群と比較してPS振幅は,I_1群,I_2群,I_3群,D群,D+I_1群,E_1+I_2E_群では有意に減少し(P<0.05),E_(1.2)群では増加した(P<0.05)が,E_2+I_2群では有意な変化がなかった(P>0.05)。HFA後,I_1群と比較してD+I_1群ではPS振幅が有意に減少した(P<0.05)。HFA後,I_2群と比較してE_1+I_2群とE_2+I_2群においてPS振幅が有意に増加した(P<0.01)。【結論】イソフルランは,ラット海馬でalpha_4beta_2ニコチンアセチルコリン受容体の活性化を阻害することで,LTP誘導を抑制する。・・・Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞膜の受容体  ,  神経の基礎医学 

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