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J-GLOBAL ID：201202203387865190   整理番号：12A1410544

閉鎖循環式陸上養殖のビジネスとしてのアプローチ 第2回 閉鎖循環式の魚工場はビジネスとして成り立つか

資料名： 月刊養殖ビジネス  (養殖ビジネス)
巻： 49  号： 11  ページ： 56-59  発行年： 2012年10月01日 
JST資料番号： G0742B  ISSN： 2187-1442  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,完全閉鎖循環式陸上養殖システム(以下,魚工場)における事業化に必要なコストや事業の採算性について述べた。水処理コストを試算するために実施したアワビ養殖試験では,人工海水で換水した陸上養殖システムは,魚工場の約14倍のコストが必要であった。魚工場の建設コストは,土地代は別として,水量100m³規模で1億円が目安である。魚工場は,規模が大きいほどのその採算性は向上し,また,高密度飼育が可能であれば,アワビ,トラフグ以外に,ウニやカワハギなどの高単価魚種でも採算性が合う。異業種との連携により,工場などで生じた排熱を利用して,エネルギーコストの削減を進めることが魚工場のビジネスとして成立するために求められる。

シソーラス用語： *飼育管理施設 ,  *養殖 ,  指標 ,  経済 ,  *経営分析 ,  水処理
準シソーラス用語： *閉鎖循環式養殖システム ,  *陸上養殖 ,  採算性 ,  水産経済

分類 (3件)： 増養殖設備  (FH04030J) ,  増養殖の技術  (FH04020Y) ,  水産経済・経営  (FH01020D)

タイトルに関連する用語 (6件)： 閉鎖 ,  循環 ,  陸上養殖 ,  ビジネス ,  魚 ,  工場