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J-GLOBAL ID:201202203411956593   整理番号:12A0719208

施設園芸Q&A バラの管理に「飽差」を利用したいのですが?

著者 (1件):
資料名:
号: 157  ページ: 51  発行年: 2012年04月25日 
JST資料番号: L4219A  ISSN: 0912-666X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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飽差は,ある温度と湿度において水蒸気が飽和するまでにどの程度水蒸気が必要かを示すものです。バラの生育に最適な飽差は,3~6g/m2とされています。バラは,飽差6以上では水分欠乏を感知して気孔を閉じるため,葉温が上がることになる。3以下では,外気湿度と気孔内湿度がそれほど変わらないため,ガス交換が起こりにくくなり生産にはマイナスとなる。生育を最大にするためには気孔が閉じないような温湿度管理が必要となります。飽差が6以上となる場合には空気の流動や細霧冷房で温度を下げるのが有効です。遮光も有効ですが光合成速度が低下し生育が抑えられるので注意が必要です。冬期には飽差が3以下になることが良くありますが,暖房により飽差を上げ,換気により湿気を廃棄します。昼間は適正な状態で飽差を管理し,夜間は飽差を上げると,蒸散が盛んになり根の生育が改善されるようです。
シソーラス用語:
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分類 (1件):
分類
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花き・花木 
引用文献 (1件):
  • Gerardo Mercurio, 2007,Cut rose cultivation around the world, Schreurs B.V.De Kwakel The Netherlands.
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
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