文献
J-GLOBAL ID:201202203412212520   整理番号:12A1698415

分裂酵母DJ-1の反応性システインpKa値に及ぼす双極子と水素結合の影響

Influence of peptide dipoles and hydrogen bonds on reactive cysteine pKa values in fission yeast DJ-1
著者 (3件):
資料名:
巻: 279  号: 22  ページ: 4111-4120  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: B0206B  ISSN: 1742-464X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
低pKa値を持つシステイン残基は,チオールと近位残基間で水素結合し,システインチオラートアニオンを安定化させ,多くの蛋白質の機能にとって重要である。システインpKa値低下に寄与するペプチドを研究するため,Schizosaccharomyces pombe DJ-1蛋白質ホモログのX線結晶構造解析と部位特異的突然変異誘発と結晶構造より検証した。DJ-1内反応性システイン残基(Cys111)のチオールpKaの0.6単位の低下は,α-ヘリックスのN末端の近くでトレオニン側鎖(Thr114)からペプチドカルボニル酸素への水素結合の結果であることが分かった。この拡張された水素結合相互作用は,遠位の水素結合が,近位のアミド水素とシステインチオール間の,直接水素結合を分極し強化することによる全体の双極子モデルと一致していた。それは水素結合のローカル双極子増強がシステインチオラート形成をかなり安定化させることを示唆した。ただし,i+3位プロリンによるバリン残基置換はCys111のpKaを僅かしか減少(0.3単位)させず,より拡張したヘリックスマクロ双極子効果がこのシステムにおいて主要な役割を果たしていないことを示唆した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子構造  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る