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J-GLOBAL ID:201202203483707270   整理番号:12A0538462

腫瘍微小環境中のNFκBの免疫学的寄与:抗腫瘍薬として亜鉛の保護的役割の可能性

The immunological contribution of NF-κB within the tumor microenvironment: A potential protective role of zinc as an anti-tumor agent
著者 (10件):
資料名:
巻: 1825  号:ページ: 160-172  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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数十年にわたり,癌治療は主に癌細胞ターゲティングに焦点を合わせているが,宿主腫瘍微小環境へはあまり注意が払われていない。最近の進展により,治療方法を最適化するために,腫瘍微小環境は腫瘍細胞生物学と免疫生物学間の相互作用の理解のために徹底的な研究を必要とすることを示唆している。腫瘍微小環境は癌細胞と腫瘍関連反応性線維芽細胞からなり,非癌細胞,分泌性可溶性因子または分子および非細胞支持材料に浸潤している。Th1,Th2,Th17,調節性細胞,樹状細胞,マクロファージおよび骨髄由来サプレッサー細胞のような腫瘍関連宿主免疫細胞は腫瘍微小環境の主要構成要素である。蓄積した証拠により,これらの腫瘍関連免疫細胞は癌発生および癌進行に重要な役割を果たすことがいえることを示唆している。しかしながら,腫瘍微小環境におけるこれらの細胞の正確な機能については十分に理解されていない。NFκBは腫瘍微小環境中の免疫機能を調節する主要な転写因子であるので,腫瘍微小環境では,NFκBは癌発生および癌進行にに重要な役割を果たしている。本総説では,腫瘍微小環境中の腫瘍関連宿主免疫細胞におけるNFκBの免疫学的寄与に関する議論について焦点を合わせることができた。また,亜鉛は画期的な癌治療のために腫瘍微小環境の調節に利用できるので,特に腫瘍微小環境における癌細胞および免疫細胞の調節において既知の免疫応答メディエーターである亜鉛の保護的役割の可能性についても論じた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの化学・生化学・病理学  ,  遺伝子発現  ,  免疫反応一般  ,  抗腫よう薬の基礎研究 

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