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J-GLOBAL ID：201202203485428211   整理番号：12A0853411

統計でみるプラスチック産業の一年 ポリブチレンテレフタレート

著者 (1件)： 五島一也 (ポリプラスチックス 研究開発セ)
資料名： プラスチックス  (Japan Plastics)
巻： 63  号： 6  ページ： 66-70  発行年： 2012年06月10日 
JST資料番号： F0254A  ISSN： 0555-7887  CODEN： PRSKAW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本国内のポリブチレンテレフタレート(PBT)メーカーは2000年に10社に達し,この30数年間に国内PBT市場は年間20万トン規模にまで成長した。海外メーカーとの激しい競争に勝つためにポリプラスチックス社と帝人社が2001年PBT事業を統合しウインテックポリマー(WT)社を設立した。更にいくつかの事業統合が続き現在国内PBTメーカーは5社となっている。PBTの生産販売量の推移を示した。PBT生産は2007年に20万トンを超えたが,2008年リーマンショック,2011年東日本大震災の二度にわたる落ち込みを経て現在は震災復興による回復を待つ状況となっている。PBTの長所と短所を説明した。PBTは耐熱性,機械特性などの長所をもつが,加水分解性,反り変形性などの短所も持つ。これを克服するために成形加工技術,コンパウンド技術など駆使して解決がなされた。最近のPBTの技術開発のトピックスをWT社のジュラネックスなどを例として紹介した。今後電気自動車やハイブリッドカーの普及に伴う需要増加,低反り難燃グレードの需要増加などが見込まれる。

シソーラス用語： *ポリブチレンテレフタレート ,  *経済統計 ,  生産 ,  販売 ,  技術開発 ,  調合品
準シソーラス用語： コンパウンド ,  市場動向

分類 (2件)： ポリエステル,アルキド  (YH07070P) ,  ゴム・プラスチック工業一般  (YH01010L)

タイトルに関連する用語 (3件)： 統計 ,  プラスチック産業 ,  ポリブチレンテレフタレート