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J-GLOBAL ID:201202203564019408   整理番号:11A1958626

MPTPにより誘発された老化促進易発性マウスの脳外傷に及ぼす豊かな環境の介入効果

Intervention effects of enriched environment on brain damage of MPTP-induced senescence-accelerated prone mice
著者 (6件):
資料名:
巻: 31  号: 11  ページ: 1179-1183  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2220A  ISSN: 0258-879X  CODEN: DJXUE5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】MPTPにより誘発された損傷を緩和し,SNでドーパミン作動性ニューロンを保護する際にEEの可能な機序を調査するため,老化促進易発性マウスの黒質(SN)における脳由来神経栄養因子(BDNF)に関して豊かな環境(EE)の効果を観察する。【方法】合計80匹の3か月齢の雌のSAMP8マウスを,EE群および標準環境(SE)群にランダムに平均的に割当てた。3か月後に,各群のマウスを,更に2群にランダムに分割した:MPTP群およびNS群(n=20)。MPTP群は,MPTPの皮下注射を受け,NSマウスは等しいNS量で治療を受けた。7日目に,マウスをRT-PCRおよび免疫組織化学染色のために屠殺した。【結果】RT-PCRをBDNF mRNA発現を検査するため使用し,免疫組織化学染色はBDNF-ir発現を検査するため使用した。SE+NSマウスと比較して,EE+NSマウスはBDNF mRNA発現(P<0.01)を有意に増加させ,また,SNにおけるBDNF-ir細胞の数およびCOD値は有意に増加した(P<0.01)。SE+NSマウスと比較して,SE+MPTPマウスはBDNF mRNA発現を有意に減少させ(P<0.001),マウスのSNにおけるBDNF-ir細胞の数およびCOD値は有意に減少した(P<0.01)。SE+MPTPマウスと比較して,EE+MPTPマウスは,BDNF mRNA発現の増加を示し(P<0.01),SNにおけるBDNF-ir細胞の数およびCOD値は有意に増加した(P<0.01)。【結論】EEは,SAMP8マウスのSNにおけるBDNF mRNA発現およびBDNF-ir細胞数を増加させることが可能であり,MPTPにより誘発されたSNの損傷を軽減する。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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神経の基礎医学 
物質索引 (1件):
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