抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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これからしばらくはカメラの校正と写真の標定の問題について解説する。カメラの幾何的構造を決めることを校正,カメラの座標系と空間座標系の関係を決めることを標定と呼んでいる。主としてこれらの理論的な面と実際の計測の注意をあわせて何回かに分けて解説する。カメラの校正法は標定の問題と密接に関連するが,標定が幾何学であるのに対し,校正法は主として標定の技術を使った手続きの話題になるので独立した表題として,標定問題を扱ったあと解説する。〈第8回〉は三次元および二次元の対象空間を写した1枚の写真の標定法を説明する。これだけではあまり実用にならないが,基本的な問題であると同時に後述するバンドル調整のための近似値を求める方法として欠くことができない。(著者抄録)