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J-GLOBAL ID:201202203802925340   整理番号:11A1405238

接ぎ木したナス根成長と生理特性に及ぼすけい皮酸とバニリンの影響

Effects of cinnamic acid and vanillin on grafted eggplant root growth and physiological characteristics
著者 (5件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 1446-1452  発行年: 2010年 
JST資料番号: W0392A  ISSN: 1001-9332  CODEN: YSXUER  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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Solanum torvumを台木とし,栽培したXi’anliiナスを挿し穂として選んで,ポット栽培実験を実施して,接ぎ木したナス,自己根を有するナス,および台木ナスの根成長,抗オキシダーゼ活性および浸透圧調節物質含有量に及ぼす,自己中毒物質(けい皮酸およびバニリン)の影響を研究した。けい皮酸およびバニリンは試験ナスの根系にアレロパシー効果を持ち,根成長および生理学的代謝に対して,低濃度では促進して高濃度では阻害した。自己根を持つナスで,けい皮酸およびバニリンの促進または抑制のための臨界濃度は,それぞれ0.1mmol・kg(-1)および0.5mmol・kg(-1)であったが,一方,接ぎ木したナスおよび台木ナスでは,それぞれ0.5mmol・kg(-1)および1mmol・kg(-1)であった。自己中毒物質に対する根耐性は,台木ナス>接ぎ木したナス>自己根を持つナスの順であった。より高い濃度のけい皮酸(0.5~4mmol・kg(-1))およびバニリン(1~4mmol・kg(-1))は,自己根を持つナスに比較して,接ぎ木したナスのSOD酵素活性度,プロリンおよび可溶性糖含有量を,それぞれ8.50%~24.50%,9.39%~27.64%および12.77%~81.81%増加した。接ぎ木したナスの可溶性蛋白質含有量,生の容量,乾燥容量および根活性は,自己根を持つナスよりも有意に高かったことから,接ぎ木したナスは自己中毒物質に対して,台木の強い耐性を持ち,それは根成長に及ぼす自己中毒物質の負の影響を軽減することが示唆された。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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生態学一般 
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