抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
我が国の国土の約七割は森林である。そして,この七割には,約700万人程度の人口しか住んでいないとされている。つまり,国土の骨格には,典型的な少子・高齢化社会で,財務状態も厳しい山村が所在してきた歴史がある。一方,過去に明治20年代,昭和30年代大合併がなされ,市町村数は,三千台となっていた。平成に入り,地方分権一括法により合併特例法が改正され,合併特例債をてこに国により,強力に推し進められ,2010年末現在,1727まで市町村数は減少した。このため,山村地域では広大な自治体の出現が起こっている。山梨県等の自治体を中心に平成の合併をしなかった早川町の変遷を見ることで,今後の国土管理についての一考察をする。(著者抄録)