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J-GLOBAL ID：201202203844659216   整理番号：12A1687174

文化財の生物被害の現状と対策 9 博物館・美術館の室内汚染と微生物

著者 (1件)： 佐野千絵 (文化財研 東京文化財研)
資料名： 防菌防ばい  (防菌防ばい学会誌)
巻： 40  号： 11  ページ： 723-728  発行年： 2012年11月10日 
JST資料番号： G0816B  ISSN： 0385-5201  CODEN： BOBODP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 博物館,美術館の室内汚染と微生物に関する問題と対応方法を紹介し解説した。博物館,美術館の資料保存に関る室内汚染,微生物による文化財への影響と対策などの問題点について紹介し施設管理と微生物被害の実例を紹介した。微生物による空気汚染について,文化財に生えるカビが極く普通のカビであることを紹介し,寄生微生物が発生する炭酸ガスやアンモニアなどによる二次的な影響について言及し,文化財の保存における常時監視の重要性を示唆した。

シソーラス用語： *文化 ,  *博物館 ,  *美術館 ,  *汚染 ,  *微生物 ,  *保存 ,  *二酸化炭素
準シソーラス用語： *炭酸ガス ,  *文化財

分類 (1件)： 研究開発  (AA03000V)

引用文献 (7件)：

• 三浦定俊. 文化財保存環境学. 2004
• 佐野千絵. 博物館資料保存論-文化財と空気汚染. 2010
• 佐野千絵. 文化財への微生物被害と調査手法-保存科学1号-45号. 保存科学. 2007, 46, 255-268
• 間渕創. 浮遊真菌調査を用いた動的な室内環境評価法の検討-特別史跡キトラ古墳仮設保護覆屋をモデルとして-. 保存科学. 2006, 46, 27-37
• 間渕創. 文化財公開施設内生物調査における浮遊菌測定手法の検討. 保存科学. 2006, 45, 195-205

タイトルに関連する用語 (9件)： 文化財 ,  生物 ,  被害 ,  現状 ,  対策 ,  博物館 ,  美術館 ,  室内汚染 ,  微生物