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J-GLOBAL ID:201202203861319500   整理番号:12A0960377

ミクロゲル透明エキソポリマー粒子により促進される水生バイオフィルム形成の改訂パラダイム

Revised paradigm of aquatic biofilm formation facilitated by microgel transparent exopolymer particles
著者 (4件):
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巻: 109  号: 23  ページ: 9119-9124  発行年: 2012年06月05日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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透明エキソポリマー粒子(TEPs)はプランクトン性,有機マイクロゲルであり,水生環境では遍在し,水生バイオフィルム形成過程で活発に活動していることが示唆されている。実験的フローセルシステムを用い,バイオフィルム形成の初期段階(数分から数時間)の反応を追跡した。数分以内にTEPsおよびプロバイオフィルムは表面に接着しパッチを形成し,30分までに多くのConAおよびSYTO9染色構造のパッチが表面全体を覆った。これらのパッチはミクロン単位の厚さで,極度に柔らかく,接着性を有した。原子間力顕微鏡で,これらパッチ間における薄く,高度に接着性で,有機性の層が観察された。24時間までのバイオフィルム発育は,濾過で殆どの大きいTEPsおよびプロトフィルムを除去した海水フローセルでは著しく阻害された。TEPsやプロトバイオフィルムなどのマイクロゲル粒子のバイオフィルム形成過程における重要性を示唆する,水生バイオフィルム発育に対する新たなパラダイムを提唱した。
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分類 (2件):
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生体膜一般  ,  微生物の生態 
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