抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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筆者らは2009年10月より東京大学を中心とした産学協同研究プロジェクトとして標記計画を発足させ,抜本的省エネとゼロエミッション化を可能にする次世代帆船コンセプトの研究開発を開始した。ここでは,海洋風エネルギーを最大限に取り込み且つ定時性fを担保するためのエンジン/プロペラも備えた帆主機従の次世代型ハイブリッド帆船「ウィンドチャレンジャー計画」について,その成立性を確認したとして,紹介した。全長×幅×深さ×喫水=296×45×24.7×17.95m,載貨重量177,000t,9船倉,主機最大連続出力18660KW,航海速度15kn,総乗組員数25人。フィジビリティについて検討した結果,旋回と伸縮が可能な三日月型翼断面を持つ大型硬翼帆野研究及び概念設計を行いその成立性を確認,ケープサイズバルカーを例として上記大型硬翼帆を搭載した大型商船のEPPによる燃料削減効果を検討し,14knで航行中に横風12.5m/sを受けた場合,約80%の燃料削減効果が期待できることを確認,などの結果を得た。