文献
J-GLOBAL ID:201202203988772025   整理番号:12A0060952

α,β,およびγ-シクロデキストリンでグラフトされた架橋可能な6FDA-ジュレン/SABA共重合体を用いた天然ガス精製とオレフィン/パラフィン分離

Natural gas purification and olefin/paraffin separation using cross-linkable 6FDA-Durene/DABA co-polyimides grafted with α, β, and γ-cyclodextrin
著者 (4件):
資料名:
巻: 390-391  ページ: 141-151  発行年: 2012年02月15日 
JST資料番号: E0669A  ISSN: 0376-7388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
共重合ポリイミド(6FDA-ジュレン/DABA(9/1))を用い,種々のサイズのシクロデキストリンをグラフトし高温で分解して,膜透過性と塑性化抵抗を同時に向上する新規柔軟で高性能な気体分離膜を開発した。熱処理未使用のポリイミド(オリジナルPI)とCDをグラフトした共重合ポリイミド(200と300°CをPI-g-CDs,また350,400,および425°Cの部分的に熱分解した膜を(PPM)-CD)の気体透過性をO2,N2,CO2,CH4,C3H6およびC3H8を用いて35°Cで求めた。どの気体でも透過性は熱処理温度上昇とともに増加した。しかし大サイズのCDでグラフトした方が透過性はより増加した。425°Cで処理したオリジナルPIの透過性は200°Cの処理よりおおよそ4-6倍高い。高温のCD分解と大きなCDがより大きい微細多孔を生じるため,PPM-α-CDでは8-10倍,PPM-γ-CDでは15-17倍に透過性が上がる。選択透過性は350°Cまでは処理温度の上昇とともに低下し,その後増大する。CDグラフト共重合ポリイミドは架橋度が高いので,熱処理CDグラフト共重合ポリイミド膜の選択透過性もオリジナルPIより少し高い。加えてCDグラフト共重合ポリイミド膜は高温熱処理で,高いCO2可塑化抵抗と50:50のCO2/CH4混合ガスに対し良好な分離性能を持つ膜となる。PPM-γ-CD-425の純ガス試験で最高の結果が得られた。この膜は理想選択性22.44のCO2/CH4で4211BarrerのCO2透過性,また理想選択性18.09のC3H6/C3H8で521BarrerのC3H6透過性を持つ。また30atmまでCO2可塑化に耐え,CO2透過性はCO2/CH4選択性を22.84にほぼ維持しつつ3976Barrerまでわずかに低下する。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam.All rights reserved.Translated from English into Japanese by JST. Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
膜分離 

前のページに戻る