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J-GLOBAL ID：201202204044814457   整理番号：12A0372722

ポリアミド6/イソタクチックポリプロピレンブレンド物の熱的性質,形態,および機械的性質に及ぼすカーボンナノチューブ担持β核形成剤の影響

Effect of Carbon Nanotube-Supported β Nucleating Agent on the Thermal Properties, Morphology, and Mechanical Properties of Polyamide 6/Isotactic Polypropylene Blends

著者 (6件)： LI Jie (Sichuan Univ., Sichuan, CHN) ,  WANG Shi-Wei (Sichuan Univ., Sichuan, CHN) ,  ZHAN Ke-Jun (Sichuan Univ., Sichuan, CHN) ,  YANG Wei (Sichuan Univ., Sichuan, CHN) ,  XIE Bang-Hu (Sichuan Univ., Sichuan, CHN) ,  YANG Ming-Bo (Sichuan Univ., Sichuan, CHN)
資料名： Journal of Applied Polymer Science  (Journal of Applied Polymer Science)
巻： 124  号： 2  ページ： 993-999  発行年： 2012年04月15日 
JST資料番号： C0467A  ISSN： 0021-8995  CODEN： JAPNAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本検討では,ピメリン酸カルシウムをカーボンナノチューブ(MWCNT)表面上へ化学的に担持し,得られたMWCNT担持β核形成剤(NA)をポリアミド6(PA6)/イソタクチックポリプロピレン(iPP)ブレンド物中へ導入して,PA6/iPPブレンド物の融解,結晶化,形態,および機械的性質に及ぼすPP用にこの新規βNAの影響を明らかにした。その結果,ブレンド物中のiPP成分に対してPA6およびMWCNT担持βピメリン酸カルシウムと低含有量MWCNT担持ピメリン酸カルシウム(0.05wt%)間のαおよびβ核形成競争が,MWCNTまたはピメリン酸カルシウムより優れているβ相iPPの形成を引き起こすことができる,ことを明らかにした。MWCNT担持ピメリン酸カルシウムを有するPA6/iPPブレンド物の曲げ弾性率だけでなく衝撃靭性,破断時の伸びを単純なPA6/iPPブレンド物と比べて改善し,一方引張強さは有意に抑制されず,それはこの新しくデザインされたβNAをPA6/iPPブレンド物に於ける応用に対して明るい展望をもたらした。

シソーラス用語： *ナイロン6 ,  *イソタクチックポリプロピレン ,  *ポリマブレンド ,  β構造 ,  *添加剤 ,  ジカルボン酸 ,  カルシウム化合物 ,  *多層カーボンナノチューブ ,  試薬 ,  *カルボン酸塩 ,  融解 ,  結晶化 ,  形態 ,  速度 ,  弾性係数 ,  靱性 ,  伸び率 ,  引張強さ ,  脂肪族カルボン酸
準シソーラス用語： ポリアミド6 ,  核形成速度 ,  *核剤 ,  曲げ弾性率 ,  衝撃靱性 ,  *造核剤 ,  担持試薬 ,  破断伸び率

分類 (5件)： 高分子固体の力学的性質  (CG02023D) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  脂肪族カルボン酸・ペルオキシカルボン酸・チオカルボン酸  (CF03200E) ,  ポリオレフィン  (YH07090L) ,  ポリアミド  (YH07080A)

物質索引 (1件)： ピメリン酸

タイトルに関連する用語 (7件)： ポリアミド6 ,  熱的性質 ,  形態 ,  機械的性質 ,  カーボンナノチューブ ,  担持 ,  核形成