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J-GLOBAL ID:201202204137390614   整理番号:12A0024536

幹細胞性と分化能に対するキトサンフィルム上でのヒト脂肪由来幹細胞のスフェロイド形成の影響

The influence of spheroid formation of human adipose-derived stem cells on chitosan films on stemness and differentiation capabilities
著者 (6件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 1748-1758  発行年: 2012年02月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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脂肪由来幹細胞(ASC)は再生医療において価値ある応用性を有するが,in vitro培養時のASCの幹細胞性維持はまだ困難な問題である。本研究では,ヒトASCはキトサンフィルム上で3次元スフェロイドを自発的に形成した。スフェロイド中のほとんどのASCは生きており,同細胞はラミニンやフィブロネクチンのような細胞外分子をより多量に産生した。単層培養と比較して,ASCスフェロイドは血清枯渇条件での細胞生存増強も示した。細胞増殖はスフェロイド中で阻害されていたが,他の接着性増殖表面へのスフェロイドの移動に際して,ASCは容易に移動し,増殖した。さらに,スフェロイド由来ASCはより高い増幅効率とコロニー形成活性を示した。重要なこととして,キトサンフィルム上のヒトASCのスフェロイド形成は多能性マーカー遺伝子(Sox-2,Oct-4,Nanog)の有意なアップレギュレーションを誘導した。適切な誘導培地でのASCスフェロイドの培養により,ニューロンと肝細胞様細胞への分化形質転換効率の上昇を含めて,ASC分化能が,スフェロイド形成後に有意に増強することを見いだした。ヌードマウスモデルにおいて,さらに,スフェロイドと解離ASCの筋肉内投与後に,ASCスフェロイドの有意に高い細胞保持比を明らかにした。これらの結果は,キトサンフィルム上でスフェロイドとして培養したASCが,それらの治療能力を増強可能であることを示唆する。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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