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J-GLOBAL ID：201202204183198604   整理番号：12A0892810

車々間通信による衝突事故防止に向けて~高密度端末環境でのアクセス方式の提案~

著者 (4件)： 三浦龍 (情報通信研究機構) ,  三浦龍 (ATR適応コミュニケーション研) ,  小花貞夫 (電通大) ,  小花貞夫 (ATR適応コミュニケーション研)
資料名： 電波航法  (Electronic Navigation Review)
号： 53  ページ： 36-46  発行年： 2012年03月25日 
JST資料番号： G0984A  ISSN： 0287-6450  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 無線通信(位置情報交換など)で車両間での衝突回避を目指す「車車間通信システム」の標準化と実用化が進行中だが,周囲に同様な電波を送信する車両が多数存在し建物など電波遮蔽物が存在する環境下での限られた周波数帯域での通信ではパケット同士の衝突(情報の不達や遅延)が懸念される。無線LANでのCSMA/CAは対応策の候補だが電波遮蔽が頻発する場合には課題がある。今回,高密度端末環境下で抜本的にパケット衝突起因の特性劣化を避ける通信方式「自律分散型CDMA(符号分割多重アクセス)をベースとした方式」を提案した。本報では本方式の概要と,具体的な衝突防止シナリオと,CSMA/CAとの比較評価事例を紹介した。

シソーラス用語： *自動車通信 ,  衝突回避 ,  パケット損失 ,  パケット交換 ,  *通信方式 ,  *CDMA ,  *自動車事故 ,  事故防止
準シソーラス用語： 車車間通信 ,  路車間通信 ,  パケットディレイ ,  パケット衝突

分類 (3件)： 移動通信  (ND08030H) ,  通信方式一般  (ND07010E) ,  自動車事故,交通安全  (TB01050G)

引用文献 (11件)：

• (1)ITS情報通信システム推進会議:「58GHzを用いた車々間通信システムの実験用ガイドライン(1.0版)」、2007年5月
• (2)ITS情報通信システム推進会議:「700MHz帯を用いた運転支援通信システムの実験用ガイドライン(1.0版)」、2009年2月
• (3)http://www.npa.go.jp/toukei/koutuu48/home.htm
• (4)http://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/Olasv/
• (5)H. Yomo, 0. Shagdar, T. Ohyama, M.Miyamoto, Y. Kondo, J. Hasegawa,T. Sakai, R. Miura, and S. Obana:「Development of CDMA Inter-ehicle Communications System for Safety Driving Support」, IEEE Wireless Communications Magazine, Vol.16, Issue6, pp.24-31, Dec. 2009

タイトルに関連する用語 (7件)： 車々間通信 ,  衝突 ,  事故防止 ,  高密度 ,  環境 ,  アクセス ,  提案