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J-GLOBAL ID：201202204220397353   整理番号：12A1295176

原子力事故の分析: 汚染源同定,放出の程度と損傷した使用済核燃料の状態の遠隔指標としての福島第一原子力施設からの分裂および放射化生成物の放出

Analysis of a Nuclear Accident: Fission and Activation Product Releases from the Fukushima Daiichi Nuclear Facility as Remote Indicators of Source Identification, Extent of Release, and State of Damaged Spent Nuclear Fuel

著者 (3件)： SCHWANTES Jon M. (Pacific Northwest National Lab., Washington, USA) ,  ORTON Christopher R. (Pacific Northwest National Lab., Washington, USA) ,  CLARK Richard A. (Univ. Missouri at Columbia, Missouri, USA)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 46  号： 16  ページ： 8621-8627  発行年： 2012年08月21日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2011年の津波によって発生した福島第一原子力発電所事故後に原子力施設周辺から採取した環境試料の放射性核種測定結果が東京電力のウエブサイトに報告されている。これらのデータからこの原子力事故を分析して評価した。施設周辺の表層土への主要な放射能汚染の汚染源としてユニット1と3を同定した。土壌での放射性核種の傾向から,1)ベントされた第一原子炉格納容器内の温度と還元能力によって生じた化学物質の揮発度が放射能放出の程度を決定した,2)全ての冷却材がベント時に蒸発したと考えられ,3)燃料マトリックスを通しての,またクラッド隔壁に沿っての物理的マイグレーションは揮発性種ではあまり効果的でなく,燃料束の損傷が大きいことを示唆した。

シソーラス用語： *発電所 ,  *原子炉事故 ,  原子力施設 ,  汚染源 ,  事故分析 ,  核分裂 ,  放射化 ,  放射能放出 ,  *放射能汚染 ,  マイグレーション【化学物質】 ,  流体 ,  ベント ,  燃料集合体 ,  表層土 ,  空間分布 ,  原子炉格納容器 ,  プルトニウム同位体
準シソーラス用語： *福島第一原子力発電所 ,  冷却材

分類 (1件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K)

タイトルに関連する用語 (12件)： 原子力事故 ,  分析 ,  汚染源 ,  同定 ,  放出 ,  程度 ,  損傷 ,  使用済核燃料 ,  指標 ,  福島 ,  原子力施設 ,  放射化生成物