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J-GLOBAL ID：201202204232116228   整理番号：12A1251005

ウンシュウミカン‘田口早生’の栽培技術〔2〕

著者 (5件)： 冨田栄一 (和歌山県農協連合会) ,  平岡美和 (和歌山県農協連合会) ,  青木元男 (JAありだ) ,  吉川敏之 (JAありだ) ,  西川宜孝 (JAありだ)
資料名： 農業および園芸  (Agriculture and Horticulture)
巻： 87  号： 9  ページ： 957-963  発行年： 2012年09月01日 
JST資料番号： G0801A  ISSN： 0369-5247  CODEN： NOOEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ウンシュウミカン’田口早生’の栽培技術について解説した。10a当たりの’田口早生’の植栽本数は水田転換地で3×3mないし2.7×3.6mの100~110本植えが一般的である。植栽本数の多い園では150~160本程度で,中には主幹形に近い樹形で210本の園もある。樹体の栄養成長が旺盛なので,密植栽培は問題であるが,低樹高とせん定の実施で適度な樹容積が保たれている。(樹高2.0~2.5m)10年生以上の収量は1樹当たり40kg程度で,多い場合は60kgあり,10a当たりの収量は平均4t見込めるが園地によっては隔年結果で年による豊凶の差が大きいところもある。’田口早生’の樹勢が強いことから,せん定程度はやや軽めとし,樹形は開心自然形で主枝は3本とする。主に力の強くなる立木のせん定が中心である。着花程度を見ながら開花期に強い立ち枝をせん定する方法も行われている。

シソーラス用語： *温州ミカン ,  *科学技術 ,  *栽培品種 ,  転換畑 ,  栽植密度 ,  植物成長 ,  栽培 ,  植物生理 ,  成長段階 ,  剪定
準シソーラス用語： 栄養成長 ,  開花期 ,  *栽培技術 ,  植栽密度 ,  水田転換畑 ,  着花 ,  *田口早生 ,  密植栽培

分類 (1件)： 果樹  (FC03042G)

タイトルに関連する用語 (2件)： ウンシュウミカン ,  栽培技術