文献

J-GLOBAL ID：201202204244504630   整理番号：12A1396632

DNA中の一塩基突然変異を検出する小分子の環境感受性染料結合体のレシオメトリック蛍光信号化

Ratiometric Fluorescent Signaling of Small Molecule, Environmentally Sensitive Dye Conjugates for Detecting Single-Base Mutations in DNA

著者 (5件)： WANG Chun-Xia (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  SATO Yusuke (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  KUDO Megumi (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  NISHIZAWA Seiichi (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  TERAMAE Norio (Tohoku Univ., Sendai, JPN)
資料名： Chemistry - European Journal  (Chemistry - European Journal)
巻： 18  号： 31  ページ： 9481-9484  発行年： 2012年 
JST資料番号： W0744A  ISSN： 0947-6539  CODEN： CEUJED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 一ヌクレオチド多型性(SNP)遺伝子型のレシオメトリック蛍光プローブを設計する方法について報告する。ハイブリッドプローブ内で二つの蛍光染料間の相互反応を基にしたほとんどのアプローチと異なり,本稿はヘリカル二本鎖の独特な構造に注目し,レシオメトリック信号を生成した。DNAヘリックスの疎水性溝をプローブする為に環境感受性蛍光染料を用いた。環境感受性蛍光染料として4-(N,N-ジメチルアミノスルホニル)-1,2,3-ベンゾキサジアゾール(DBD)をアルキルスペーサで2-アミノ-5,6,7-トリメチル-1,8-ナフチリジン(ATMND)とリンクしたATMND-DBD結合体を用いた。標的塩基に対応する塩基を無塩基にしたプローブを用いてハイブリッドしたDNA二本鎖において,ATMND-DBD結合体は標的塩基の違いを検出するプローブとして効率的であった。

シソーラス用語： *一塩基多型 ,  *プローブ ,  蛍光標識 ,  DNA【核酸】 ,  試薬 ,  比色分析 ,  *蛍光プローブ ,  二本鎖DNA ,  インターカレータ
準シソーラス用語： インターカレート剤

分類 (1件)： 遺伝学研究法  (EC01020N)

物質索引 (1件)： ATMND-DBD

タイトルに関連する用語 (9件)： DNA ,  塩基 ,  突然変異 ,  小分子 ,  環境 ,  感受性 ,  染料 ,  結合体 ,  蛍光