文献

J-GLOBAL ID：201202204266745038   整理番号：12A1610850

電解重合ピロール及びジエチル3,4-ピロールジカルボキシラートにより調製されたピロール共重合体ソフトアクチュエータの特性評価

Characterization of Pyrrole Copolymer Soft Actuators Prepared by Electrochemical Polymerization Pyrrole and Diethyl 3,4-pyrroledicarboxylate

著者 (8件)： OGIHARA Shou (Nihon Univ., Chiba, JPN) ,  DUAN Zongfan (Nihon Univ., Chiba, JPN) ,  SUZUKI Yutaro (Nihon Univ., Chiba, JPN) ,  HOSHINO Daiki (Nihon Univ., Chiba, JPN) ,  HIGASHI Masahiro (Nihon Univ., Chiba, JPN) ,  TSUMUJI Futo (Nihon Univ., Chiba, JPN) ,  OBAYASHI Hiroaki (Nihon Univ., Chiba, JPN) ,  NISHIOKA Yasushiro (Nihon Univ., Chiba, JPN)
資料名： Molecular Crystals and Liquid Crystals  (Molecular Crystals and Liquid Crystals)
巻： 566  ページ： 158-164  発行年： 2012年 
JST資料番号： B0877A  ISSN： 1542-1406  CODEN： MCLCE9  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ピロール共重合体ソフトアクチュエータフィルムについて検討した。カウンター電極(Ti),基準電極(Ag/AgCl),作用電極(Ti)システムにおいてピロール/ジエチル3,4-ピロールジカルボキシラートの電解重合により製膜した。得られたピロール(Py)共重合体フィルムを電極から剥離し,Py共重合体アクチュエータフィルムを作成した。Py共重合体アクチュエータフィルムの特性をFTIR分光法,サイクリックボルタンメトリー試験などにより評価した。負荷応力下のアクチュエータ歪,電気化学クリープをアクチュエータ特性評価システムで行った。アクチュエータ歪6%のポリピロールアクチュエータフィルムは,6サイクルの作動後,電気化学クリープが約6.8%上昇した。一方,3モル%のジエチル3,4-ピロールジカルボキシラート含有ピロール溶液からのPy共重合体アクチュエータフィルムは,アクチュエータ歪5.4%を有し,6サイクルの作動後,電気化学クリープが1.3%に低下することが分かった。本ピロール共重合体ソフトアクチュエータの有用性が明らかになった。

シソーラス用語： *アクチュエータ ,  電極 ,  基準電極 ,  FTIR分光法 ,  サイクリックボルタンメトリー ,  *窒素複素環化合物 ,  *共重合体 ,  膜 ,  柔軟性 ,  電解重合 ,  歪 ,  クリープ ,  繰返し試験
準シソーラス用語： カウンター電極 ,  ソフトアクチュエータ ,  *ピロール誘導体 ,  作用電極

分類 (2件)： ロボットの設計・製造・構造要素  (IC04013A) ,  共重合  (CG04030D)

物質索引 (1件)： ピロール

タイトルに関連する用語 (7件)： 電解重合 ,  ピロール ,  ジエチル ,  調製 ,  共重合体 ,  ソフトアクチュエータ ,  特性評価