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J-GLOBAL ID：201202204328735077   整理番号：12A0777283

性的に成熟している雄ウミヤツメ(Petromyzon marinus L.)由来のポリヒドロキシステロイド,ペトロミゼストロステロールの単離および同定

Isolation and identification of petromyzestrosterol, a polyhydroxysteroid from sexually mature male sea lamprey (Petromyzon marinus L.)

著者 (4件)： LI Ke (Dep. of Fisheries and Wildlife, Michigan State Univ., East Lansing, MI 48824, USA) ,  SIEFKES Michael J. (Great Lakes Fishery Commission, Ann Arbor, MI 48105, USA) ,  BRANT Cory O. (Dep. of Fisheries and Wildlife, Michigan State Univ., East Lansing, MI 48824, USA) ,  LI Weiming (Dep. of Fisheries and Wildlife, Michigan State Univ., East Lansing, MI 48824, USA)
資料名： Steroids  (Steroids)
巻： 77  号： 7  ページ： 806-810  発行年： 2012年06月 
JST資料番号： C0103B  ISSN： 0039-128X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 性的に成熟している無顎類雄ウミヤツメ(Petromyzon marinus)を用いた調整水から,新規ポリヒドロキシル化ステロイド,ペトロミゼストロステロール(1)を同定した。この新規ステロイドの他に二つの既知ステロイド,7α,12α,24-トリヒドロキシ-5α-コラン-3-オン-24-スルファート(3-ケトペテロミゾノール硫酸,3k PZS)および7α,12α,24-トリヒドロキシ-5α-コラン-24-スルファート(ペトロミゾノール硫酸,PZS)を単離した。これらの化合物の構造はスペクトル分析によりおよび既知化合物のスペクトルとの比較により明白に確立した。嗅電図記録(EOG)により,ナノモル濃度での1は成熟雌の嗅覚上皮を刺激することを示した。雄性フェロモンとして機能することが知られている3k PZSは雌嗅覚上皮に対して1より多く刺激した。3k PZSの濃度反応曲線は10^-10と10^-6/l間で急勾配を有する形状の指数関数であった。1の濃度反応曲線は3k PZSの濃度反応曲線より浅かった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ヤツメウナギ類 ,  *ステロイド ,  脂環式アルコール ,  ポリオール ,  エストロゲン ,  フェロモン ,  雄性 ,  成体 ,  無顎類 ,  嗅覚 ,  生体記録図 ,  記録 ,  上皮 ,  嗅覚器 ,  性フェロモン ,  濃度依存性 ,  用量作用相関
準シソーラス用語： ウミヤツメ ,  雄 ,  嗅覚上皮 ,  嗅電図

分類 (3件)： 動物の生化学  (EJ01050P) ,  ステロイド  (CF10040O) ,  脂質一般  (EB05010B)

物質索引 (3件)： ペトロミゼストロステロール ,  硫酸ナトリウム3-オキソ-7α,12α-ジヒドロキシ-5α-コラン-24-イル ,  硫酸ナトリウム3α,7α,12α-トリヒドロキシ-5α-コラン-24-イル

タイトルに関連する用語 (7件)： 成熟 ,  雄 ,  ウミヤツメ ,  Petromyzon ,  ヒドロキシステロイド ,  単離 ,  同定