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J-GLOBAL ID：201202204351055806   整理番号：12A0259533

サイトカイン情報伝達蛋白質のサプレッサーによるCD4⁺T細胞極性化の調節

Regulation of CD4⁺ T-cell polarization by suppressor of cytokine signalling proteins

著者 (2件)： KNOSP Camille A. (Queen’s Univ. Belfast, Belfast, GBR) ,  JOHNSTON James A. (Queen’s Univ. Belfast, Belfast, GBR)
資料名： Immunology  (Immunology)
巻： 135  号： 2  ページ： 101-111  発行年： 2012年02月 
JST資料番号： H0768A  ISSN： 0019-2805  CODEN： IMMUAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本総説では,転写のシグナルトランスジューサーおよびアクチベータ(STAT)およびサイトカインシグナリング抑制(SOCS)が,どのようにしてCD4⁺T細胞の極性化に影響を及ぼすのか,そしてその疾患における意義について現在までの知見を解説した。内容は,1)序論,2)SOCS蛋白質によりSTAT活性化の調節,3)Th1細胞コミットメントの制御,3)Th2細胞コミットメントの制御,4)Th17細胞コミットメントの制御,5)Foxp3⁺Treg細胞機能の制御,6)ヒトの疾患におけるSOCSとSTAT,7)結語,から成る。CD4⁺T細胞の極性化制御においては,SOCSが必須の役割を演じている。SOCS蛋白質は,単にJAK/STAT応答を阻害することによってCD4⁺T細胞のコミットメントを調節するだけでなく,むしろ各細胞系統の間のバランスを最適化する役割を果たしており,それがCD4T細胞んお可塑性調節に必須なものであることが示唆される。

シソーラス用語： サイトカイン ,  細胞情報伝達 ,  タンパク質 ,  *ヘルパーT細胞 ,  *STAT転写因子 ,  Th1細胞 ,  Th2細胞 ,  DNA結合タンパク質 ,  転写因子 ,  *T細胞
準シソーラス用語： *Tリンパ球 ,  *CD4+ T細胞 ,  細胞極性 ,  SOCS ,  FoxP3

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (5件)： サイトカイン情報伝達 ,  蛋白質 ,  サプレッサー ,  CD4+T細胞 ,  調節