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J-GLOBAL ID:201202204359416476   整理番号:12A0875867

水溶液中における単一壁カーボンナノチューブによるビスフェノールAと17β-エストラジオールの除去:吸着と分子モデリング

Removal of Bisphenol A and 17β-Estradiol by Single-Walled Carbon Nanotubes in Aqueous Solution: Adsorption and Molecular Modeling
著者 (6件):
資料名:
巻: 223  号:ページ: 3281-3293  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: C0720A  ISSN: 0049-6979  CODEN: WAPLAC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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酸性過硫酸アンモニウムによる処理前(SWNTs)と処理後(t-SWNTs)における単一壁カーボンナノチューブを水溶液系からのビスフェノールA(BPA)と17β-エストラジオール(E2)の吸着に利用して好結果を得た。SWNTs及びt-SWNTsの表面特性をそれらの表面電荷測定及び透過電子顕微鏡による形態特性のイメージングによって分析した。酸エッチングにより生成したSWNT足場の欠陥の程度をRaman分光法により分析した。280,295及び315Kにおける72時間の接触時間において,BPAはSWNTs上にそれぞれ19.4,15.4,及び14.3mg/g,t-SWNTs上にそれぞれ8.0,6.4,及び5.1 mg/g吸着された。BPAと比べ,E2はSWNTs及びt-SWNTs双方に対して有意に高い画分が吸着された。擬二次モデルを利用して吸着速度を解析した。収着実験は,t-SWNTsへのBPAの吸着がSWNTsの半分よりも小さいことを示したが,E2の吸着は双方で類似していた。密度関数理論を用いて計算したSWNT及びグラフェンに対する吸着エネルギーは,E2ではSWNTに対して-26.2 kcal/mol,グラフェンに対して-34.1 kcal/molであるのに対してBPAではSWNTに対して-17.1 kcal/mol,グラフェンに対して-22.5 kcal/molであり,一貫してBPAよりもE2の選好的吸着を示した。このように,ab initio計算はSWNTs上へのBPAとE2の吸着の違いを機構的に説明できる。Copyright 2012 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
下水,廃水の物理的処理  ,  その他の汚染原因物質  ,  吸着,イオン交換  ,  吸着剤 

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