文献
J-GLOBAL ID:201202204362453560   整理番号:12A1612798

シミュレートした排ガスから元素水銀除去の為に用いたセリウムクロライド含浸活性コーク

Activated coke impregnated with cerium chloride used for elemental mercury removal from simulated flue gas
著者 (20件):
資料名:
巻: 210  ページ: 547-556  発行年: 2012年11月01日 
JST資料番号: D0723A  ISSN: 1385-8947  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
セリウムクロライド含浸活性コーク(AICC)によるガス相に於ける元素水銀(Hg0)の除去をシミュレートした排ガス条件下に研究した。BET,XRD,SEM-EDX,及びXPS分析を用いてサンプルをキャラクタライズした。CeCl3負荷値,反応温度,及び個々の排ガス成分がAICCのHg0除去効率に及ぼす影響を調べた。結果はCeCl3によりACのHg0除去効率が顕著に増進することを示した。最適なCeCl3負荷値と反応温度はそれぞれ約6%と170°Cであった。更に,排ガス組成のHg0除去効率に及ぼす影響に関する実験結果は排ガス中にO2が存在するとNOとSO2がHg0酸化を促進することが観察された。しかし,O2とSO2の不在はHg0除去にあまり影響しなかった。その上,排ガス中にH2Oを添加するとHg0除去容量が若干減少した。XRDとXPS分析はCexOyとC-ClがAICC表面に生成し,これらの活性元素はHg0除去に顕著な正の効果を持つことを示した。反応メカニズムはHg0酸化が二つの経路を通して達成されることを示した:一つはHg0がCeO2と結合し原子価可変のセリウムの接触酸化による転化であり,もう一つはHg0がサンプル上のC-Clと反応し塩化物の存在により優先して酸化される経路である。Hg4fXPS分析によればAICC表面上の水銀は主に酸化水銀(HgO)と塩化水銀(HgCl2)の形であった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
触媒操作  ,  産業排ガス処理 

前のページに戻る