文献

J-GLOBAL ID：201202204377615540   整理番号：12A0757466

市販キレート剤とカチオンイオン対試薬を使用した正イオンモードエレクトロスプレイイオン化質量分析による金属カチオンの高感度分析

Sensitive analysis of metal cations in positive ion mode electrospray ionization mass spectrometry using commercial chelating agents and cationic ion-pairing reagents

著者 (4件)： DODBIBA Edra (Univ. Texas at Arlington, TX, USA) ,  XU Chengdong (Univ. Texas at Arlington, TX, USA) ,  WANIGASEKARA Eranda (Univ. Texas at Arlington, TX, USA) ,  ARMSTRONG Daniel W. (Univ. Texas at Arlington, TX, USA)
資料名： Rapid Communications in Mass Spectrometry  (Rapid Communications in Mass Spectrometry)
巻： 26  号： 9  ページ： 1005-1013  発行年： 2012年05月 
JST資料番号： T0695A  ISSN： 0951-4198  CODEN： RCMSEF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： キレート剤との負荷電金属錯体と多重荷電カチオンイオン対試薬から生成する正荷電三元錯体に基づく金属カチオンの正イオンモードエレクトロスプレイイオン化質量分析(ESI-MS)による高感度分析法を開発した。合成した6種類の直鎖三価及び四価カチオンイオン対試薬の40μM水溶液(100μl/min)と水/メタノール混合液(33:67,300μl/min)をY型継手に送液して混合し,水/メタノール混合液(50:50)を400μl/minで質量分析計に導入した。11種類の金属カチオンをEDTAまたはEDDSでキレート化して5μlループを備えた6ポート注入弁で水/メタノール混合液(33:67)に注入し,選択イオンモニタリング及び選択反応モニタリングモードで検出した。カチオンイオン対試薬の添加で正イオンモードのESI-MSによる検出限界が67(Sn²⁺)~1111倍(Ca²⁺)に改善した。

シソーラス用語： *金属イオン ,  定量分析 ,  微量分析 ,  キレート剤 ,  対イオン ,  分析試薬 ,  *エレクトロスプレイイオン化質量分析 ,  フラグメンテーション ,  反応機構 ,  衝突誘起解離 ,  マンガン化合物 ,  銅化合物 ,  鉄化合物 ,  ニッケル化合物 ,  銀化合物 ,  カルシウム化合物 ,  錯体生成 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  アミノカルボン酸 ,  ジアミン
準シソーラス用語： カルシウムイオン ,  ニッケルイオン ,  マンガンイオン ,  銀イオン ,  鉄イオン ,  銅イオン

分類 (2件)： 無機化合物の物理分析  (CC03024P) ,  分析試薬  (CC02030D)

物質索引 (8件)： 1,3-ビス[3-[(3-ベンジル-1H-イミダゾール-3-イウム)-1-イル]プロピル]-1H-イミダゾール-3-イウム ,  1,3-ビス[6-(トリプロピルホスホニオ)ヘキシル]-1H-イミダゾール-3-イウム ,  1,4-ブタンジイルビス[[12-[(3-ブチル-1H-イミダゾール-3-イウム)-1-イル]ドデシル]ジフェニルホスホニウム] ,  1,4-ブタンジイルビス[ジイソプロピル[4-(トリプロピルホスホニオ)ブチル]ホスホニウム] ,  1,4-ブタンジイルビス[ジフェニル[4-(トリフェニルホスホニオ)ブチル]ホスホニウム] ,  1,4-ブタンジイルビス[ジフェニル[6-(トリプロピルホスホニオ)ヘキシル]ホスホニウム] ,  EDDS ,  EDTA

タイトルに関連する用語 (8件)： キレート剤 ,  カチオン ,  イオン対 ,  試薬 ,  正イオン ,  エレクトロスプレイイオン化質量分析 ,  金属カチオン ,  感度分析