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J-GLOBAL ID：201202204382421266   整理番号：12A0644630

事業で勝つ!知財高裁の進歩性判断の変化に対応した知財活動の推進

資料名： 知財管理  (Intellectual Property Management)
巻： 62  号： 4  ページ： 519-536  発行年： 2012年04月20日 
JST資料番号： G0276A  ISSN： 1340-847X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 裁判所における進歩性判断の基準が緩くなっているという見方が一般化していることに鑑み,弁護士2名,企業3社に対するインタビューに基づいて,以上の変化に対応して事業で成功するための知財活動の在り方について考察した。まず,知財高裁における進歩性判断の変化を整理した後,進歩性判断の変化に深く関わってきた2人の弁護士の見解を紹介した。また,進歩性判断の変化に関わる知財高裁判決を引出した日立化成(「回路用接続部材」事件),キヤノン(「液体インク収納容器」事件),三菱電機(「炊飯器」事件)の見解を示した。さらに,以上を踏まえて,進歩性判断の変化に対応した知財戦略,発明の権利化対策の在り方についても論じた。

シソーラス用語： *特許侵害訴訟 ,  創造性 ,  判定基準 ,  *知的財産権 ,  *経営戦略 ,  *特許判例 ,  企業経営
準シソーラス用語： 進歩性

分類 (1件)： 工業所有権  (HA03000C)

引用文献 (21件)：

• 1) 日本経済新聞 2010年5月17日
• 2)「同一技術分野論は終駕を迎えるか一特許の進歩性判断における新しい動きを思う」, 塚原朋一, 特許研究, Vol.51, pp.2~5(2011)
• 3) 金山賢教/岩瀬古和, 「発明者に有利な判断が示されるようになった近時の知財高裁の判決動向。それを実務にどう生かし権利範囲を広くするかが今後の課題」, The Lawyers 2010年10月号, pp.ll~15(2010)
• 4) 西島孝喜, 「発明の進歩性改訂版 判断の実務」, 東洋法規出版, pp.54(2011)
• 5) 二間瀬覚, 「進歩性判断の近年の事例について」, http://www.ondatechno.com/Japanese/report/2010/20101201.html(参照日: 2012年2月7日)

タイトルに関連する用語 (4件)： 事業 ,  進歩性 ,  活動 ,  推進