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文献
J-GLOBAL ID:201202204400493067   整理番号:12A0312595

有糸分裂細胞周期とエンドサイクルにおけるDNAポリメラーゼεp255サブユニットのN-末端触媒ドメインに対する異なる要求

Differential requirement for the N-terminal catalytic domain of the DNA polymerase ε p255 subunit in the mitotic cell cycle and the endocycle
著者 (6件):
資料名:
巻: 495  号:ページ: 104-114  発行年: 2012年03月10日 
JST資料番号: E0701B  ISSN: 0378-1119  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ショウジョウバエDrosophilaにおいてDNAポリメラーゼεの255kDa触媒サブユニット(dpolεp255)と58kDaサブユニット(dpolεp58)が同定されている。dpolεp255のN-末端は他種のPolεで観察されたような保存の良い6個のDNAポリメラーゼサブドメインと5個の3′→5′エキソヌクレアーゼモチーフを持つ。ここに著者らは発育中Drosophilaにおけるdpolεp255の役割を二重鎖RNA(dsRNA)を発現するトランスジェニックハエ系を用いて検討した。眼板におけるdpolεp255 dsRNAの発現は小眼球表現型とDNA合成阻害を引き起こし,有糸分裂周期のG1-S遷移またはS-期進行における役割を指摘した。同様に,唾液腺でのdpolεp255 dsRNA発現は小サイズと内部複製欠損を引き起こし,エンドサイクル進行における重要な役割を証明した。眼板において,dpolεp255ノックダウンにより引き起こされた欠損はdpolεp255のC-末端領域の過剰発現でレスキューされ,この非触媒ドメインの機能が酵母-Drosophila間で保存されていると指摘した。しかしながら,これは唾液腺に対しては当てはまらず,N-末端触媒領域が内部複製で重要であり,その欠損は他のDNAポリメラーゼで補えないと示唆した。加えて,dpolεp255とのいくつかの遺伝子反応体も同定されたが,それらにはRFC,DNAプリマーゼ,DNApolη,Mcm10とPsf2のようなDNA複製に関する遺伝子やIswiのようなクロマチンリモデリングに関する遺伝子が含まれていた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
視覚  ,  細胞分裂・増殖 

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