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J-GLOBAL ID：201202204419126642   整理番号：12A0430906

高性能電子サイクロトロン共鳴イオン源におけるプラズマ形成と加熱のより深い理解に向けて

Towards a better comprehension of plasma formation and heating in high performances electron cyclotron resonance ion sources (invited)

著者 (4件)： MASCALI D. (Istituto Nazionale di Fisica Nucleare, Laboratori Nazionali del Sud, via S. Sofia 62, 95123 Catania, ITA) ,  GAMMINO S. (Istituto Nazionale di Fisica Nucleare, Laboratori Nazionali del Sud, via S. Sofia 62, 95123 Catania, ITA) ,  CELONA L. (Istituto Nazionale di Fisica Nucleare, Laboratori Nazionali del Sud, via S. Sofia 62, 95123 Catania, ITA) ,  CIAVOLA G. (Istituto Nazionale di Fisica Nucleare, Laboratori Nazionali del Sud, via S. Sofia 62, 95123 Catania, ITA)
資料名： Review of Scientific Instruments  (Review of Scientific Instruments)
巻： 83  号： 2  ページ： 02A336  発行年： 2012年02月 
JST資料番号： D0517A  ISSN： 0034-6748  CODEN： RSINAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電子サイクロトロン共鳴イオン源(ECRIS)出力電流と平均荷電状態のさらなる改善には,プラズマ内の電子とイオンダイナミクスの深い理解が要求される。本論文では,磁場の離調に対する電子エネルギー分布関数の感度,プラズマ乱流が電子加熱やイオン閉じ込めにおよぼす影響,電子とイオンダイナミクス間の結合のような非古典的証拠のモデル化についての最新の進展を論じた。これら全ての問題は,イオン源内部のプラズマの非均質分布に共通している。共鳴層での急激な密度低下が,加熱領域(集団的から乱流へ)の形成機構,およびエミッタンスに影響を及ぼしている。将来のECRISの性能を高める可能性のある手段を提案した。特に,Laboratori Nazionali del Sud(LNS)でのMDIS(マイクロ波放電イオン源)型イオン源に対する予備実験において,Bernstein波の使用によって,暖かい電子温度を増強する大過剰密度プラズマを維持することができた。これによって,簡易な磁気構造を用いた大強度多価イオンビームのためのイオン源の構築が原理的に可能となる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *プラズマ加熱 ,  *ECRイオン源 ,  離調 ,  乱流 ,  加熱 ,  Bernstein波 ,  多価イオン
準シソーラス用語： *電子サイクロトロン共鳴イオン源 ,  プラズマ乱流 ,  電子加熱

分類 (1件)： 電子源,イオン源  (BD02020U)

タイトルに関連する用語 (4件)： 高性能 ,  電子サイクロトロン共鳴イオン源 ,  プラズマ ,  理解